ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

モンスターサミットNO.12 ホブゴブリン

ホブゴブリン

名前から想像のつく通りゴブリンの親戚筋に当たるモンスターです。
「田舎者のゴブリン」という意味で、普通のゴブリンよりも力や体力に優れているようだ。それではよろしくお願いしまっす~。

 

基本情報

 種別:ヒューマノイド

知能:低い(独自の言語を話す)

反応:敵対的

特殊能力:なし。まれに魔法など。

 

 

伝承としてのホブゴブリン

〇発祥はゴブリンと同じく欧州地方、主にイギリス。

〇姿を消したり変身したりして旅人にいたずらをするのが好きな妖精であった。

〇もともとはヨーロッパのいたずら好きな妖精、“パック”や“ロビン・グッドフェロー”とも呼ばれていた。ホブゴブリンの“ホブ”は“ロブ”から来ているという説もある。

〇ゴブリン同様、清教徒(ピューリタン)の迫害を受けたが、知名度が低かったためかあまり邪悪なイメージは定着しなかったようだ。

 

ファンタジーRPGとしてのホブゴブリン

〇姿・形はゴブリンと大差がなく、身長は人間と同じか少し大きい程度。

〇生活スタイルや性格などは当ブログ“モンスターサミット№1ゴブリン”の項を参照。

〇洞窟、荒野、山岳、丘陵などに出現。

〇ゴブリンと違って日光を恐れない。

〇ゴブリンより強いが邪悪な意思は薄く、根性もなくすぐに逃げ出してしまうことも多い。

〇ゴブリンとともに現れることも多いが数としてはゴブリンより少ない。

〇ゴブリンの集落の中で用心棒的な役割を果たしていることもある。

〇ホブゴブリンの大集団とか集落というのはあまり存在しないようだ。

〇ファイティング・ファンタジーではゴブリンとオークの雑婚の結果という設定である。少しでも優雅な者やきれいな者を憎む性格をしている。

 

 

カードとしての能力設定

 ゴブリンより一回り強い。そのままの設定で、特殊能力は無しとする。大体オークと同じぐらいかな?

 HP:9 攻撃力:1D+5 特殊能力:なし

 

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ハマサンスの思い出

ゲームでは、『カルドセプトDS』で、ゴブリン同様無属性だが、ステータスはHP・攻撃力ともに一回り強い。また特殊能力として“人型”のクリーチャーに対しては攻撃力がUPする。人間を憎んでいる設定を反映した能力だろうか?

『真・女神転生』ではレベルが36となかなかの剛健。しかも火炎の魔法なども使ってくる。

 

参考文献

〇モンスターコレクション/富士見文庫

〇モンスターコレクション改訂版(下)/富士見文庫

〇ファイティングファンタジーモンスター事典/教養文庫

TVゲーム怪物イラスト大事典/JICC

〇図説 幻獣辞典/幻冬舎コミックス

〇真・女神転生必勝攻略法/双葉社

〇ヴィジュアル版 幻想動物百科/原書房

〇カルドセプトDS公式ガイド/株式会社メディアファクトリー

モンスターサミットNO.11 ジャイアント・トード

ジャイアント・トード

大ガマです。巨大な両生類。ゲームでは「フロッグ」と「トード」と違う英語で表記されるけど、「フロッグ」はアマガエルとかトノサマガエルのこと。比較的かわいいやつ。「トード」はガマガエルとかヒキガエルとか、あまり触りたくないタイプのカエルのことを言うのだそうだ。

 

基本情報

 種別:巨大生物

知能:低い

反応:非友好的(当たり前だしお互い様か)

特殊能力:なし。あるいは毒。

 

〇沼、湖、河川、密林など

〇絶えず水に接している必要はないが、ある程度湿気を帯びた環境でないと皮膚が乾いてひび割れてしまう。

〇群れで行動することが多い。

〇体高は約1メートルから1メートル半くらい。

〇強力な後ろ足で一っ跳びで10メートルほど跳ぶものもいる。

〇遠くのものに対しては最大4メートルまで伸ばせる伸縮自在の舌で攻撃する。

〇舌の先端には毒の分泌腺があり大型の獲物を弱らせてから飲み込むこともできる。

〇相手が死ぬと舌に乗せて巻き取り丸のみにする。

〇古代中国では神通力を持った大きなカエルが“青蛙神(せいあしん)”という名で道教徒の間で信仰を集めていた。信仰しない者は夜中に布団の上にのしかかってくるという。

〇日本でもがまという大ガエルの妖怪がいる。年を取った大がまはスズメや猫などを食べる。夜になると毒を吐くという。これが家の床下に住み着くと、その家の人たちは病気になるという。

〇ゲームにおいては冷気に弱い設定が多い。

 

カードにおける能力設定

 

特殊能力には毒を設定。冷気が弱点。

 

HP:9 攻撃力:1D+5 特殊能力:毒 弱点:冷気

 毒:1、2を出すと毒攻撃成功。あいてのHPにー2の修正。

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ハマサンスの思い出

妹はカエルが大の苦手。妹が好きな漫画家「柴田亜美」はカエルが好き。

 

大きなカエルというと、ゲーム「忍者じゃじゃ丸君」に登場する味方としてのカエルを思い出す。たくさんの敵を飲み込み気分爽快だった。

 

ドラクエⅢには「フロッガー」や「ポイズントード」などの巨大カエルが登場。こちらもやはり毒の能力を有する。ウィザードリィではジャイアントトード、ドゥームトード、ファングドトードという名のカエルモンスターが登場。いずれも毒を持っている。

 

最近、娘が手にいっぱいカエルを握りしめていてそれを見てちびりまくった。

 

参考文献

〇ファイティングファンタジーモンスター事典/教養文庫

TVゲーム怪物イラスト大事典/JICC

〇ウィザードリィモンスターズマニュアル/株式会社MIA

SaGa2秘宝伝説 基礎データ編/NTT出版

〇妖怪なんでも入門/小学館

モンスターサミットNO.10 ウルフ&ダイアーウルフ

ウルフ&ダイアーウルフ

赤ずきんちゃんごよ~じん♪用心しなくちゃ駄目さ~♬
今回紹介するのは、ウルフ。オオカミです。千代の富士でも「ガッツだぜ」でもない普通のオオカミ。ついでに大型のダイアーウルフの紹介をしまっす!

 

基本情報

種別:動物

知能:低いけど動物の中では高い方

反応:中立・空腹時には敵対的

特殊能力:ごくまれに魔法など

 

〇普通のオオカミは己の生活を続けるだけの動物である。

〇森、山岳、草原、荒野などで遭遇する。

〇群れを作って狩りを行い人間と火を恐れる。

〇オオカミの群れにはウルフパック(狼群)戦術という恐ろしい攻撃をしてくる。
多数で標的を取り囲んでかわるがわる攻撃したり、包囲の輪をち締めて襲撃するなど合理的な攻撃をしてくる。

〇ダイアーウルフと呼ばれる大型のウルフは魔性の存在であり極めて邪悪。

〇魔法使いに知恵を与えられていることもある。

 

カードにおける能力設定

 

ウルフ・・・HP:8  攻撃力:1D+4 特殊能力:遠吠え①④

ダイアーウルフ・・・HP:9 攻撃力:2D+2 特殊能力:なし

 

【遠吠え】・・・攻撃を行う前にサイコロを振る。1か2の目が出れば「遠吠え」を行う。山から一枚引いてそれが、「動物」であれば、そのバトル中は味方につけてよい。

 

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ハマサンスの思い出

漫画『魁!男塾』で登場するゴバルスキーはシベリアオオカミを操る闘技スタイルで、なかなか強かった。狼たちは主人であるゴバルスキーに忠実に従い、また裏切られたことを知れば主人に対しても容赦なく牙をむいた。

 

まんが日本昔話の中で、『不思議な狛犬』という話があった。内容は以下の通り。
狼の群れに集落が襲われ生き残った子供が寺に逃げ込み、そこの和尚に助けを乞う。和尚は「狼の群れに襲われれば、この寺でもひとたまりもないだろう。子供を守ることはできないが、せめて一緒に食われてやろう」と決心する。そして、その時はやってきた。狼の群れが寺を囲み、寺の入り口を体当たりや噛みつきで突き破ろうとする。和尚と子供は仏像に祈りを捧げ続ける。すると、寺の外にある二匹の狛犬が突如命を得たかのように動き出し、狼たちを退治する。・・・という話。ハマサンスは子供の時にその話を見て偉く怖かったので、狼は積極的に人間に襲い掛かる動物だと今でも思い込んでいる。

ゲームファイナルファンタジーでは序盤にゴブリンとウルフがセットで出現することがある。著書『モンスター・コレクション』でもゴブリンがダイアーウルフにまたがって襲ってくると記載があったが、それを踏襲しているのだろうか。

トレーディングカルドセプトシリーズにも無属性ながらウルフは登場。低コストでまあまあHPが高いから意外と重宝する。
カードゲーム『マジック・ザ・ギャザリング』では「ツンドラ狼」ってのがいる。
オオカミって寒いところにいるのね。

 

昔放送していた『トリビアの泉』という番組の名コーナー「トリビアの種」で、ペットの言っていることを簡易的に翻訳するバウリンガルを使って野生の一匹狼の訴えを聞こうというものがあった。
ブウリンガルで狼の遠吠えを聴き取り翻訳した結果、狼は「ボクは、何をしたらいい?」と言っていた。なにか、深い一言だなあと思ってしまった思い出がある。
ちなみにタモリさんの評価は満開だった。

 

参考文献

〇モンスターコレクション/富士見文庫

〇モンスター・コレクション改訂版(上)/富士見文庫

〇モンスター事典/教養文庫

〇TVゲーム怪物イラスト大事典/JICC

〇カルドセプトセカンドエキスパンジョン公式完全ガイド/enter brain

 

モンスターサミットNO.9 ワイルドドッグ&ウォードッグ

ワイルドドッグ&ウォードッグ

人間の生活圏にいるごくごく一般的な野犬。ここではファンタジー世界における凶暴な野犬と大型の戦闘犬を紹介します!ちなみに犬の日は111日ではなく111日だよ~!
それではいってみよー。よろしく!

 

基本情報

種別:動物

知能:低い(訓練されたものは動物としては高い)

反応:中立(空腹の場合や主人の命令次第では敵対的)

特殊能力:特になし

 

〇最古の家畜であり最も信頼される人類の友とも呼べる存在。

〇護衛、狩猟、戦闘といった様々な目的に合わせて飼いならされる。

〇迷宮などでは特別に戦闘訓練を受けた犬が放たれている場合がある。

〇野犬に噛まれた場合、狂犬病のリスクもある。

〇嗅覚が優れている。人間の一万倍ともいわれる。

→ほんのわずかな匂いで周囲の異変を知り特定の目標を追跡することができる。

〇戦闘訓練を施された「戦闘犬(ウォードッグ)」は敵の喉笛や武器を持つ手を優先的に攻撃するように調教されている。

〇ウォードッグは主人の指示のもと集団で的確なコンビネーションで襲ってくる。敵に回した場合はかなり脅威である。

 

カードにおける能力設定

 まあ、特に特筆すべきものはない。

野犬であるワイルドドッグと戦闘犬であるウォードッグはHPと攻撃力に若干の差を設けるが、特殊能力はなし。

 

ワイルドドッグ・・・HP:8 攻撃力:1D+3 特殊能力:なし

ウォードッグ・・・HP:9 攻撃力:1D+5 特殊能力:なし

 

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ハマサンスの思い出

単純に“犬”の思い出を語ると、とても語りつくせない気がするが、まあ、なるべく短めに語ります。

今でこそ、野良犬は田舎の地元でも見なくなったが、昔は野良犬はしょっちゅう見かけていた。犬は好きな人と嫌いな人がいるはずだ。昔、『探検僕の街』のチョーさんは犬が大の苦手だった。

犬は本当に現実的な話、逸話に事欠かない。『忠犬ハチ公』『名犬ラッシー』『南極物語』『フランダースの犬』滝沢馬琴の『里見八犬伝』など犬は大人気。忠犬ハチ公のWikipediaを眺めるだけで1年分泣ける。犬好きな方はぜひご照覧あれ。
こうしてみると、つくずく犬は人間にとって親しい間柄なのだなあと感じる。

ゲームではファイナルファンタジーⅥで「ベクタハウンド」「ドーベルマン」「バウンドハンター」といった一級の軍用犬が登場する。しかし、きゃつら自分が一体だけになると“逃走”で逃げていく。いったいどんなしつけをされたのだろうか?

 

参考文献

〇モンスターコレクション改訂版(中)/富士見文庫

TV怪物イラスト大事典/JICC

〇モンスター事典/教養文庫

〇ファイナルファンタジーⅥ 基礎知識編/NTT出版

〇ウィザードリィ外伝Ⅰのすべて/HIPPON SUPER編集部

第2回 モンスターサミットトーナメント

モンスターサミットで紹介しつつ作成したモンスターカード。
ナンバー8まで行ったので、トーナメントの頭数としてはちょうどよい。
なので、8名のクリーチャーで覇を競ってもらおう。

 

参加する8体のうちHPが10を超すモンスターはいない。
だから、コボルドやコウモリなどの弱小モンスターも優勝の目はある。

 

今後だんだんと強いモンスターが出てくると“1D+3”では倒せなくなってくるので
ここいらで。ちょっくら優勝してほしいものである。

 

前回の優勝者はマーミドン(人間)だった。

今回はどのモンスターが優勝するのか!?

では、第2回モンスターサミットトーナメント開催~!

 

今回はAブロック、Bブロックにそれぞれ4体ずつ分かれてもらい、各ブロックの優勝者同士で頂点を決めてもらう。

 

Aブロックはこの通り。

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Aブロック1回戦はマーミドン対ジャイアント・ラット

     2回戦はボアー対ゴブリン

 

そしてBブロックは・・・

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Bブロック1回戦はコボルド対スネーク 2回戦はコウモリ対オーク

 

さてさて、誰が優勝するか楽しみである!

では、さっそくAブロックから始めてみよう~!

 

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Aブロック1回戦 マーミドンVSジャイアント・ラット

ジャイアントラットが先行となったので、特殊能力が発動し攻撃力が1D+4に!

マーミドン危うし!

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「4」!なので、今一歩及ばず。

マーミドンの攻撃は?

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「4」!

ジャイアント・ラット無念の敗退~!

 

では2回戦。

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ボアー対ゴブリンはボアーのすさまじい攻撃力でゴブリンが完敗!

ボアー何と「13」というすさまじいダメージをたたき出す!

ボアーの勝ち!

 

これで1回戦の勝者と2回戦の勝者が決まった。

ではAブロック代表決定戦始めー!

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マーミドン対ボアーはマーミドンが先行!

マーミドンの攻撃はどうなった!?

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「5」!

なんとなんとマーミドン、ボアーに何もさせず勝利をもぎ取った!

すごいぞマーミドン!連覇まであと1勝!

 

ではBブロックへ。

1回戦はコボルド対スネーク

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スネークの先攻!

さてさてどうなる?
「1」が出ると倒せないが、毒の効果によりコボルドのHPが下がってしまうが・・・

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「4」!普通にコボルドを倒してしまった!

スネークの勝ち~!

 

では2回戦。

2回戦はコウモリ対オーク

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コウモリの先制攻撃。コウモリは「6」を出さないとオークを倒せない厳しい状況!

さてさて?

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「5」!

超おしい!

オークの攻撃!

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「3」!

というわけで、オークの順当な勝ちという結果に!

コウモリ君さようなら~

 

ではBブロック代表決定戦はスネーク対オークになりました!

では、さっそく始めよう!

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オークの先制攻撃!

オークは全大会の雪辱なるか!?

オークの攻撃!

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「2」!しょぼい!

スネークの攻撃!

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「5」!すばらしい!

この瞬間、スネークのBブロック代表が決定した!

 

では、いよいよ優勝決定戦です!

マーミドン対スネーク!

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でははじめ~!

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先攻後攻はマーミドンが先攻に!

マーミドンの攻撃!

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「3」おしい!

ではスネークの攻撃!

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こっちも「3」!
マーミドンを倒すには至らず、再びマーミドンの攻撃!

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「5」!

なんとなんとマーミドン前大会に続き、
第2大会も優勝だ~~!

敗れたスネーク惜しかった!次の再戦待ってます!

 

いやいや、マーミドン強いね~。とても、逃げ腰のいちソルジャーとは思えないね。
まあ、このレベルでのメンツだと、ほぼ運任せだけど。

 

いあや、マーミドンさん優勝おめでとうございました~!

 

次回のトーナメントはモンスターサミットで紹介しつつ作成したモンスター(クリーチャー)が16体ほどになったらまたやってみようと思いまっす!

 

長々と独りよがりなハマサンスの遊びに
お付き合いいただきありがとうございました!

今回はこれにて閉幕でございます!

では!

 

 

モンスターサミットNO.8 ボアー

ボアー

野生のイノシシ。近所の山でもイノシシは出る。山から下りてくることもあるが、狸や猿ほどではないきがする。今回は短いですがよろしくお願いします!

 

基本情報

種別:動物

知能:低い(動物並み)

反応:中立もしくは敵対的

特殊能力:なし

 

〇森林、平原、丘陵などに出現。

〇外見はもつれた短毛の房に覆われた大きな豚に似ていて。下顎から発達した牙がのぞく。

〇粗暴で好戦的。危険を感じると逃げ出すか、牙を用いて狂ったように戦う。

〇イノシシは美味な肉と毛皮ゆえに人間界でも狩りの対象となる。

〇手ごろなイノシシの毛皮と肉は、どこの村や町の市場でも金貨数枚で売れる。

 

カードにおける能力設定

結構好戦的な獣。豚つながりで、(別につながっていないが)オークと同じぐらいにしておくか。

 

HP:9 攻撃力:2D+2 特殊能力:なし

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ハマサンスの思い出

ハマサンスの住んでいるところは田舎なので、イノシシの話は事欠かない。ハマサンスの出身高校の正面玄関にイノシシが突進してきて教員たちが慌てまくったこともある。出身地でのご当地グルメにはイノシシ肉のレトルトカレーがある。(意外と食える。知名度は低いけど)

 

散歩中の老夫婦をイノシシが突進して、奥さんの方は突き飛ばされ腰骨を骨折し、旦那様の方にはイノシシの牙が刺さり、二人とも大変な目にあった話を聞いた。やはり、イノシシは恐ろしい。

 

イノシシを狩っている人とも話を聞く機会があった。その方の話によれば、シカなどもそうだが鉄砲で殺した野生動物は死後硬直で肉が固くまずいが、罠でとらえて槍で殺し、すぐに適切な処理をした肉はとても美味しいのだという。その方はよくイノシシの牙や鹿の角を使った工芸品を持ってきてくれて見せてくれた。

 

子どもの頃、アニメ「キン肉マン」で主人公のキン肉マンが「筋肉ドライバー」という技を習得するときに、きっかけとなったのがイノシシだった記憶がある。

 

ファンタジーRPGにイノシシはあまり登場しない印象がある。そのかわり、ライカンスロープの一種である“ワー・ボアー”はちょくちょくゲームで見かける。

 

参考文献

〇モンスター事典/教養文庫

 

 

モンスターサミットNO.7 コウモリ

コウモリ

ファンタジーRPGには色々な種類がいるけど今回紹介するのは、ごくごく一般的な動物としてのコウモリです。大型のコウモリは、また別の機会に記載したいと思います。

 

基本情報

種別:動物

知能:低い(動物並み)

反応:身の回りを飛び回るか、逃げ出すぐらい。

   腹がすいているときは襲ってくるときも。

特殊能力:超音波による夜間飛行

 

〇 耳は頭部全体に比べ大きく、周囲の個体から跳ね返る音を聴き取ることで、闇の中での飛行を可能にする。

〇普段はネズミや虫、木の実を常食している。

〇森林、洞窟、地下迷宮、廃墟などに出現する。

〇洞窟で出会っても松明で追い払える。それほど危険な生き物ではない。

チスイコウモリに噛まれると“狂犬病”などの恐れがある。(チスイコウモリは南アメリカにしか生息しない)

〇雪解けの季節には繁殖期を迎えて大きな群れを作り子育てに励んでいる。その時期のコウモリは侵入者に対して子を守ろうと死に物狂いで牙をむく。

〇暗闇で障害物をかわす超感覚はこちらの攻撃を容易にかいくぐる事が出来る。

〇バンパイアに操られているコウモリは群れで襲ってくるから十分に注意が必要。

〇群れで激しく飛び回るため魔術師が魔法を唱えるための精神集中を乱してしまうこともしばしば。

 

 

カードにおける能力設定

 弱い部類に入る。飛行可能なので、特殊能力には飛行を持たせる。

 

HP:7 攻撃力:1D+3 特殊能力:飛行

 

“飛行”は地震などの地属性の攻撃が無効となる。

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ハマサンスの思い出

 

中学生の頃は修道院での生活だったが、修道院の通気口にコウモリが住んでいた。
コウモリの飛び方は鳥と違ってジグザグに飛ぶなあと思いながら見ていた。

 

漫画の『魁!男塾』で蝙翔鬼という登場人物がコウモリを使った技を見せていた。個人的に蝙翔鬼は大好き。『魁!男塾』が実写化するなら、蝙翔鬼の役はぜひ、Eテレの教育番組「み~つけた!」に出てくる“オフロスキー”にさせてほしい。きっとマッチするはずだ。

 

ゲームでは『ドラゴンクエスト』シリーズにドラキーというコウモリのモンスターが登場する。個人的にはドラキーのぬいぐるみを持っているほどドラキー好き。

 

『ウィザードリィV災禍の中心』にはブラックバットというコウモリの群れが襲ってくる。色は赤いように見えるけど。

 

 

北海道テレビのローカルバラエティ旅番組『水曜どうでしょう』で大泉洋たち一行がマレーシアの洞窟に探検に行ったときに、洞窟の中にはコウモリの群れがいて、見ていてかなり衝撃的な画だった。洞窟内はコウモリの糞で足が滑りやすく移動がかなり困難な様子だった。

それでも、タレントたちが無事に帰って来れたのは、実際にコウモリの群れがそれほど冒険の脅威とはならないことの裏付けでもあるのかもしれない。

でも、オイラだったら、あの番組の様子を見ると洞窟に行くのは無理だな~。

 

参考文献

 〇モンスターコレクション/富士見文庫

〇モンスターコレクション改訂版(上)/富士見文庫

TVゲーム怪物イラスト大事典/JICC

〇ファイティングファンタジーモンスター事典/教養文庫

〇ウィザードリィ災禍の中心 必勝攻略法/双葉社

〇アドバンスト・ウィザードリィRPGモンスターマニュアル/冒険文庫RPG

モンスターサミットNO.6 スネーク

スネーク

ありふれた生き物で世界中どこでもいる蛇。無害なものから危険なものまで。
君とスパーク、夜はスネークというわけで今回のモンスターサミットは毒蛇だ~!
ニョロニョロ。よろしく。

 

基本情報

種別:動物

知能:動物並み

反応:中立(驚かさなければ襲ってこない)

特殊能力:毒

 

人間との関わり

〇 「蛇蝎のごとく忌み嫌われる」の言葉通り、一般的には、もっぱら嫌われ者。

一方で蛇を神聖な生き物としてあがめる宗教もある。(インド・中国・エジプト・アラスカ王国など)

〇キリスト教では悪魔そのものの象徴として忌み嫌われる。(旧約聖書においてイヴを誘惑したのも蛇)

〇実際の蛇は人間が近づくと首をもたげて威嚇する。大体は手を出さなければ襲ってこない。
〇代表的な毒蛇はインドのキングコブラ、アメリカのガラガラヘビ、日本のマムシ、ハブ中国の雨傘蛇など。

 

ファンタジーRPGとして

〇密林、砂漠、沼、荒野、地下迷宮、洞窟などどこでも頻繁に現れる。

〇体の大きさ次第で危険度も増す。

〇毒を持つ種類は意外と地味な色合いをしていることが多い。

〇活動に必要な体温の維持を太陽の熱に頼っているため、野外で活動することが多い。

〇自分以外の動物の体温を感じると、とりあえず噛みついてみる習性もある。

〇蛇を操る暗殺者やワー・スネークに操られている蛇は恐るべき存在。

〇多くのRPGでは、戦闘の際は冷気に弱い設定が多い。

 

 カードにおける能力設定

 普通サイズの毒蛇と仮定して能力を設定。

特殊能力は何といっても“毒”。御多分に漏れず冷気に弱い設定にする。

 

HP:8 攻撃力:1D+4 

技:毒;攻撃時サイコロで1、2が出た場合、毒攻撃成功。

毒を負った場合、そのクリーチャーはHP-2の修正を加える。

毒に関しては、相乗効果はなし。(-2を重ねてどんどんHPを減らすことはない)

弱点:冷気・・・冷気系の攻撃を相手側の成功判定100%で受けてしまう。

 

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ハマサンスの思い出

 最近、玄関先に吊るしてあった傘の中に蛇が入っていたことがあった。正直、ビビりまくり。また、子供の頃親と一緒に沖縄に旅行に行ったときハブVSマングースを見た記憶がある。

 

蛇については現実世界から幻想世界まで思い出はいろいろある。

 

まず、映画では、『インディジョーンズ レイダース 失われたアーク』で、インディが魂の井戸に落ちたときに蛇に囲まれたシーンが超印象的。あの蛇たちはマジの毒蛇だった。撮影現場には血清と医師が待機していたとか。おーこわ。

 

漫画では『魁!男塾』で登場した鄧罦傑(とうふうけつ)がすごい。無数の毒蛇を使役し数々の妙技を繰り出していた。蛇たちも鄧罦傑を主人と認識し主人を助けるため命令なしで命綱を形成してしまう連携まで見せていた。

 

ゲームでは『スパルタンX』で天井から蛇壺が落ちてくる。なるほど、罠としても蛇の用途は幅広く用いられるようだ。また、『ロマンシング・サガ2』では害蛇という体色を活かして自らをカモフラージュしている種が存在した。

 

ちなみに、ハマサンスは蛇年生まれ。

 

参考文献

〇モンスターコレクション/富士見文庫

〇モンスターコレクション改訂版(上)/富士見文庫

TVゲーム怪物イラスト大事典/JICC

〇ファイティングファンタジーモンスター事典/教養文庫

SaGa2秘宝伝説 基礎データ編/NTT出版

〇アドバンスト・ウィザードリィRPGモンスターマニュアル/冒険文庫RPG

 

モンスターサミットNO.5 ジャイアント・ラット

ジャイアント・ラット

その名の通り巨大なネスミ。たかがネズミと言っても侮るなかれ。
ネズミは様々なゲームや漫画に登場し行く手を阻む障害となりうる。
そんなネズミ先輩の詳細を紹介するチュー!

 

基本情報

種別:巨大生物

知能:低い

反応:食欲と好奇心次第

特殊能力:病気感染

 

〇発達した嗅覚で闇の中でも自由に駆け回る事が出来る。

〇中世ヨーロッパで大流行し、多数の死者を出した黒死病ペストもネズミが感染源になっていた。ネズミも中には疫病を持っていることがあるかもしれない。噛まれないように注意したい。

〇時には1メートルを超えるものもいる。それでも弱い部類に入るが、鋭い爪と歯で脅威が増す。

〇ジャイアント・ラットが大勢の大群で移動するときには、森や山も丸坊主にされてしまう現象も起こりうる。

〇ワーラットというネズミ人間に操られているときはジャイアント・ラットや普通のネズミも群れを成して襲ってくる。

 

カードにおける能力設定

単体としては最弱の部類。ただ、様々なゲームにおいてその素早さは特記すべきものがあるので、今回は先制攻撃時は攻撃力が雀の涙程度に高く設定。今回は毒系の特殊能力は設定しなかった。

 

HP:7 攻撃力:1D+3 初回のみ2回攻撃

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ハマサンスの思い出

熊本地震が起こる前にネズミが家の押し入れで暴れまわってたので、何か動物は地震を感知していたのかなという思い出が最近ではある。

ジャイアントラットのイメージとしてはネズミが大きくなったのとは逆で人間が小さくなった場合を考えると漫画の『ジョジョの奇妙な冒険・第5部』に登場するホルマジオVSナランチャの時に出てきたネズミを彷彿とさせる。

これは、ホルマジオというギャングが自分のサイズを小さくできる能力を持っているのだが、下水道に入っているときに、小さくなった自分と普通のネズミの大きさが同等ぐらいになっても、ホルマジオがネズミにまたがったりしていたので、ジャイアントラットの脅威もそれほどないのかもしれない。

ゲームでは『カルドセプト』シリーズに出ているジャイアント・ラットがいる。低いパラメーターながら先制攻撃を持つ侮れない相手だ。

あと、ファイナルファンタジーⅥでは劇場の舞台屋根裏で登場する「スタナー」や「ゴスティア」がいる。ゴスティアは「ばい菌」攻撃をしてきた。

『ドラゴンクエストⅡ』では、オオネズミの姿はかわいらしい。

カードゲーム『マジック・ザ・ギャザリング』では、構築デッキに何枚も入れていい条件のネズミも登場して、群れによる脅威を強調した能力が設定されている。

漫画の話に戻り、かつ、話はずれるが柴田亜美さんの「ドッキンバクバクアニマル」でミッキーマウスとピカチュウのことを「国際的ネズミ」と「国民的ネズミ」と表現した柴田さんの感性には脱帽。

 

参考文献

・モンスターコレクション/富士見文庫

・モンスターコレクション改訂版(上)/富士見文庫

・モンスター事典/教養文庫

・ファイナルファンタジーⅥ[基礎知識編]/NTT出版

・アドバウストウィザードリィRPG/ログアウト冒険文庫

・カルドセプトセカンドエキスパンジョン公式完全ガイド/enter brain