コウモリ
ファンタジーRPGには色々な種類がいるけど今回紹介するのは、ごくごく一般的な動物としてのコウモリです。大型のコウモリは、また別の機会に記載したいと思います。
基本情報
種別:動物
知能:低い(動物並み)
反応:身の回りを飛び回るか、逃げ出すぐらい。
腹がすいているときは襲ってくるときも。
特殊能力:超音波による夜間飛行
〇 耳は頭部全体に比べ大きく、周囲の個体から跳ね返る音を聴き取ることで、闇の中での飛行を可能にする。
〇普段はネズミや虫、木の実を常食している。
〇森林、洞窟、地下迷宮、廃墟などに出現する。
〇洞窟で出会っても松明で追い払える。それほど危険な生き物ではない。
〇チスイコウモリに噛まれると“狂犬病”などの恐れがある。(チスイコウモリは南アメリカにしか生息しない)
〇雪解けの季節には繁殖期を迎えて大きな群れを作り子育てに励んでいる。その時期のコウモリは侵入者に対して子を守ろうと死に物狂いで牙をむく。
〇暗闇で障害物をかわす超感覚はこちらの攻撃を容易にかいくぐる事が出来る。
〇バンパイアに操られているコウモリは群れで襲ってくるから十分に注意が必要。
〇群れで激しく飛び回るため魔術師が魔法を唱えるための精神集中を乱してしまうこともしばしば。
カードにおける能力設定
弱い部類に入る。飛行可能なので、特殊能力には飛行を持たせる。
HP:7 攻撃力:1D+3 特殊能力:飛行
“飛行”は地震などの地属性の攻撃が無効となる。
ハマサンスの思い出
中学生の頃は修道院での生活だったが、修道院の通気口にコウモリが住んでいた。
コウモリの飛び方は鳥と違ってジグザグに飛ぶなあと思いながら見ていた。
漫画の『魁!男塾』で蝙翔鬼という登場人物がコウモリを使った技を見せていた。個人的に蝙翔鬼は大好き。『魁!男塾』が実写化するなら、蝙翔鬼の役はぜひ、Eテレの教育番組「み~つけた!」に出てくる“オフロスキー”にさせてほしい。きっとマッチするはずだ。
ゲームでは『ドラゴンクエスト』シリーズにドラキーというコウモリのモンスターが登場する。個人的にはドラキーのぬいぐるみを持っているほどドラキー好き。
『ウィザードリィV災禍の中心』にはブラックバットというコウモリの群れが襲ってくる。色は赤いように見えるけど。
北海道テレビのローカルバラエティ旅番組『水曜どうでしょう』で大泉洋たち一行がマレーシアの洞窟に探検に行ったときに、洞窟の中にはコウモリの群れがいて、見ていてかなり衝撃的な画だった。洞窟内はコウモリの糞で足が滑りやすく移動がかなり困難な様子だった。
それでも、タレントたちが無事に帰って来れたのは、実際にコウモリの群れがそれほど冒険の脅威とはならないことの裏付けでもあるのかもしれない。
でも、オイラだったら、あの番組の様子を見ると洞窟に行くのは無理だな~。
参考文献
〇モンスターコレクション/富士見文庫
〇モンスターコレクション改訂版(上)/富士見文庫
〇TVゲーム怪物イラスト大事典/JICC
〇ファイティングファンタジーモンスター事典/教養文庫
〇ウィザードリィ災禍の中心 必勝攻略法/双葉社
〇アドバンスト・ウィザードリィRPGモンスターマニュアル/冒険文庫RPG