ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

モンスターサミットNO.20 グレムリン

グレムリン

今回は映画でおなじみグレムリンだ。ユーモアとウィットに満ちたこのキャラクターはファンタジーRPGにも登場する。そんなちょっと憎めない困らせ者の妖精を紹介いたしまする~!

 

基本情報

種別:妖精

知能:人間並み

反応:敵対的

特殊能力:特になし

 

〇名前は『グリム童話』の「グリム」と大酒のみを意味する俗語の「フレムリン」を合わせた造語であるという。

〇グレムリンは20世紀に生まれた。第1次世界大戦のさなか、イギリス空軍では原因不明の故障騒ぎが続発していた。パイロットたちはこれをいたずら妖精の仕業として、この要請を「グレムリン」と呼ぶことにした。格納庫の点検の際、飛行機の上でグレムリンが飛び回っていたとの目撃例もあった。

〇ある諸説によればグレムリンは飛んでいる飛行機に集団で飛びかかり羽根を壊したりプロペラをもいだりして墜落させた。第2次世界大戦中のドイツの上空に現れたという。

〇上記のように第2次世界大戦が勃発するとグレムリンは再び現れる。パイロットたちは自分の飛行機に空のビール瓶を搭載してグレムリンのいたずらを防いでいた。空のビール瓶を見つけたグレムリンは好奇心で瓶の中に入って出られなくなるという風に信じられていたからだ。

〇いたずらが好きな妖精ではあるが、邪悪な動機からではなく自分の好奇心、楽しみからいたずらを繰り返す。

〇基本的にはグレムリンは特殊な能力は持たないが作品によっては人の記憶を失わせたあり、機械類を正常に動かせなくするといった能力がある。

〇グレムリンはもともとは道具や機械が好きなだけの妖精だった。職人を手伝ったり湯を沸かすやかんの蓋を動かして蒸気の力に気づかせたりと、人間に益をもたらした。

〇ベンジャミン・フランクリンが稲妻から電気を得たとき実はグレムリンが手伝っていたとの話もある。

〇しかし、発明家たちはグレムリンの存在に気付かず、手柄を独り占めするので、彼らの怒りを買い、グレムリンはいたずらをするようになったとの説もある。

〇現代の一般家庭にもグレムリンは住み着いており、家電の不具合は彼らの仕業だという。これを「グレムリン効果」という。ゲームのバグもこのグレムリン効果の一種だとか。

 

カードとしての能力設定

飛行を持つ。伝承によれば飛行機と一緒に落ちたくないため羽がない状態で伝えられたともいわれるが・・・。そしてやっぱり特殊能力は、機械を壊すという能力!物質系への攻撃はこれがモノをいうぜ!

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ハマサンスの思い出

やっぱり映画の『グレムリン』が印象的。背中に水がかかると増殖する設定だったなー。昔ユーフォ―キャッチャーで手に入れたグレムリンを兄弟で大切にしていたっけ。

ゲームでは、『女神転生』シリーズに登場。わずかながら氷の魔法などを使ってきた。また、『カルドセプト』シリーズでは相手の使うアイテムを全て壊すという最高な能力を持っていた。いやいや、グレムリン以外と侮れませんぞう~。

 

参考文献

〇モンスター・コレクション改訂版(上)/富士見文庫

〇よくわかる「世界の幻獣」事典/廣済堂文庫

〇図説幻獣辞典/幻冬舎コミックス

〇水木しげる世界の妖怪大百科/小学館

〇真・女神転生Ⅱ悪魔大事典/宝島社

〇金子一馬グラフィックス 万魔殿~悪魔編・上巻~/enter brain

〇カルドセプトセカンドエキスパンション公式完全ガイド/enter brain

〇モンスター軍団大百科/実業之日本社

〇新映画宝庫Vol.1モンスターパニック超空想生物大百科/大洋図書