ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

モンスターサミットNO.22 スケルトン

スケルトン

人骨は不吉・危険の象徴として世界中にその姿(マーク)を見る事が出来る。しかしながら、完全に白骨となったスケルトンは他のアンデッドと異なり、純白の美しさすら感じさせる。今回は“動く骸骨”スケルトンの紹介である。

 

基本情報

種別:アンデッド

知能:命令を聞き分けられる程度

反応:敵対的

特殊能力:基本的にはなし

 

〇夜の墓地、地下迷宮、廃屋などに徘徊している。

〇スケルトンの多くは一そろいの人骨に魔法でかりそめの生命を与えられた魂なき存在である。

〇腕力は強くなく攻撃魔法にも弱い。また、僧侶の簡単な祈りで容易に追い返す事が出来る。

〇彼らには肉がないので槍や弓矢による攻撃はあまり効果を持たない。ハンマーなどの叩き潰す武器の方が効果的である。

〇スケルトンはゾンビなどと比べ関節の可動範囲が広いため不可解で先読みしづらい攻撃を仕掛けてくる。

〇関節と関節をつなぎとめる軟骨はなく、それぞれの骨は宙に浮いている。まさに魔法で動かされている“形骸”である。

〇生前に装備していた武器や防具をそのまま着用している場合も多い。

〇判断能力を持たないかわりに創造主である魔法使いから与えられた命令には忠実に従う。食事をとる必要がなく疲れを知らないので宝物の警備には最適である。ただ融通が利かないので、複雑な命令や高度な判断が必要な仕事には向いていない。(25文字以内の命令なら理解できるとされている文献もある)

〇ほぼ数体~数十体で出現する。

〇操っていた主人が死ぬとその魔法によって動かされていたスケルトンはたちまちバラバラになる。

〇「風に吹かれるたびに頭がい骨が自分を殺した犯人の名をしゃべる」といった逸話がいくつもあり亡骸が真相を告げるというのは骨を卜占の道具として使っていた名残であると言われている。

〇フランスの民間伝承によるとスケルトンは死の象徴として領主や農民と一緒に踊り狂った。

〇ヨーロッパの大航海時代にもスケルトンは幽霊船の上で剣を振りかざし水夫たちを恐怖のどん底に突き落とした。

 

カードにおける能力設定

アンデッドなので精神に作用する魔法や特殊能力は効かない。そのほかは特に能力は有さない。

 

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ハマサンスの思い出

たくさんのファンタジーRPGに登場するアンデッドモンスターという印象。だいたい炎や聖なる魔法に弱いようだ。

また、ゲームによって強さの設定が違う。『ロマンシングSa・Ga2』では生前の剣の腕前を残しているが、『ファイナル・ファンタジー』シリーズでは生前の剣の腕前は落ちているそうだ。

『ドラゴンクエスト』シリーズでは「がいこつ」など割と強い設定で冒険者の前に立ちはだかる。

『カルドセプト』シリーズではHPに残量があれば回復する能力を持っている。また、トレーディングカードゲームの『マジック・ザ・ギャザリング』でもスケルトンは復活能力を有している。

昔のみんなのうた「ホネホネロック」が聞きたくなってきた。

 

参考文献

〇モンスター・コレクション/富士見文庫

〇モンスター・コレクション改訂版(中)/富士見文庫

〇ファイティング・ファンタジーモンスター事典/教養文庫

〇TVゲーム怪物イラスト大事典/JICC

〇モンスター軍団大百科/実業之日本社

〇アドバンスト・ウィザードリイRPGモンスターマニュアル/ログアウト冒険文庫

〇よくわかる「世界の幻獣」事典/廣済堂文庫

〇ロマンシング サ・ガ2基礎知識編/NTT出版

〇カルドセプトセカンドエキスパンション公式完全ガイド/enter brain

〇ファイナルファンタジー モンスターマニュアル/JICC

〇ウィザードリィ ルネサンス公式設定集/enter brain