ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遊ぶ。一人で、または家族と。そんな日常を綴りっちっちー。

横浜市の病院で点滴中毒死した事件をみて思うこと

お題「最近気になったニュース」

 

横浜市の旧大口病院で入院患者2人が点滴に薬剤を混入され中毒死した事件で逮捕された元看護師の女が「担当時間前に死んでほしかった」という趣旨の話をしていることを知りました。


点滴ポタポタ

 

非常にショッキングな事件ですが、自分も15年ほど病院勤務をしていて感じることがあるので、今回はそれを記すことにします。

 

 

自分が病院勤務を始めたころに見たこと

 

病院にはいろいろな職種があり、実に様々な人が勤務しています。

 

もちろん性格の良い人、あまりそうは見えない人もいます。

 

入院している患者さんたちの入院生活全般に密接にかかわって仕事をしているのはやはり、看護師だとは思います。

 

様々な業務があり、患者様や家族に気も使うことも多いでしょうし本当に大変な職種だと思います。

 

また、人間関係においても、部署内でのパワハラや嫌がらせ的なことが行われていることもあるかもしれません。

女性職場でもあるため、男性スタッフもいろいろと現場に馴染めなかったり気を使ったりすることもあると思います。

 

そして“人の死”というものにも一番出会う職種の一つであると思われます。

 

14年前に自分が働き始めの頃、患者さんに対してあり得ないような発言をしていた看護師を見ました。


 

ひどく、心が痛みました。

 

その看護師の方は今はやめていますが、当時の時点で20年以上勤務している看護師の方でした。

 

また、今まさに死を迎えようとしている患者の方が家族の人たちに囲まれて切迫した場面の時にも、そのそばで談笑している看護師たちを見たこともあります。

その時は上司の方が、配慮が足りないその看護師たちをすぐに注意していました。

 

 

人が亡くなることに慣れるということ

 

病院での仕事、とくに看護師という仕事は人の死に関わることが多い仕事です。

 

性格の問題はさておき、どんな人でも経験を積めば積むほどそのことに慣れてきます。

若いうちは一人一人の死に立ち会い、そのたびに心が揺れ動くと思いますが、経験を積むたびにその心の波も少なくなってくると思います。

 

実際に自分も働き始めた当初と比べると、自分が担当している患者様が亡くなるということに昔ほど動揺しなくなってきました。

 

しかし、横浜での事件を見て特に感じるのは、

人の死に対しての感覚がマヒしてくることが、ゆがんだ心にくっついてしまった時に、今回の横浜市のような事件を生み出してしまうのかもしれません。

 

と同時にこんなことを強く思います。

人の死を“その人の寿命”として受け入れすぎると医療人としての感覚がマヒしてしまい我々の仕事に血が通わなくなってしまう。これだけは抗いながら経験を積まなけらばならないと感じています。

 

自分の考え

初めにも言いましたが病院の中には実に様々な人が働いています。自分自身15年ほど仕事をしてきて、病院という場所が好きになった部分と嫌いになった部分が両方あります。しかし、はっきり言ってきらいになった(幻滅した)部分の方が比重が大きい気もしています。

 

「自分の身内が自分の病院に入院したらどうだろう?」と想定して考えると、内情を知っている分、安心する部分よりも不安なことの方が多くなりそうな気がしています。

 

そして、自分が働いている病院に限らず、他の病院のこともいろいろと耳に入ってきます。

 

しかし、一方では

実際に自分の子が入院したとき総合病院で付き添っていましたが、そこの病院ではとても看護師の方の対応がよく、接遇もちゃんとしていて不快な思いをすることはありませんでした。

 

そういうものを見ていると、うちの病院も誠心誠意患者様に接するという概念を深く掘り下げねばならないなあと感じます。

 

 

病気は「対処」よりやっぱり「予防」

そしてやはり結論的には「自分の体は自分で守る!」ということではないでしょうか。

 

極度な病院嫌いも問題がありますが、やはり、普段から自分の体に気を使い健康を維持することが大切だと思います。

 

たまに、90代の方でも「今まで病院の世話になったことはない」とおっしゃる方がいますが、とても素晴らしいことだと思います。

 

自分や家族が「病気になったらどうするか」ではなく、

「病気にならないために何をしなければならないか」を考えることが大切だと思います。

 

最後に・・・

全体的に病院に対して悲観的な内容になってしまいましたが、もちろん医師、看護師そのほかのスタッフも患者様には最大の対応をする心構えで働いていると思います。

また、そうあるように自分にも言い聞かし、また、後輩にも指導しながら単なる業務をこなすための医療人ではなく、血の通った仕事ができる医療人をめざして今後も仕事に取り組もうと思いました。

 

今回の事件は日本にショックを与えていますが、自分の働いている病院を含む他の病院や施設にとっても“対岸の火事”ではありません。

しかしながら、長時間気を張り詰め続けることは、我々も人間だから難しい時もありますが、互いに声を掛け合って人として間違った行動をとらさせないように注意していきたいと思います。

 

 

 

というわけで、みなさまもご自身の心と体を大切にしてくださいね!

極端に病院を避ける必要はないので、本当に体の不調を感じたならば早めの診察を。

お互いに健康に注意して過ごしていきましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!