ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

松原タニシさんの書いた本『恐い間取り』が地味に怖い。

ハマクラシー君。いかがお過ごしかな?

僕は相変わらず元気さ。

 

福岡は雨だぞ。

少しずつ涼しくなってきている気がするな。

 

関東の方はどうだい?

 

夏の終わりというのはなんとも寂しい気分になるものだよ。

9月だけど30度越えの日なんかが来て、何とかもう一度子供たちとプールに行きたいのだがねぇ。

 

 

怪談書籍『恐い間取り』の紹介

そうそう、今日はだな、ハマクラシー君に恐怖の書物を紹介してやろうと思って連絡を取った次第なんだよ。

 

聞いてくれるかい?

 

その本と言うのは・・・

松原タニシさんが書いた『恐い間取り』という本だ。

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真っ黒な本なんだが、側面から見てもなんか黒いんだよ。

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もうこれだけで、怖い雰囲気があって独特な世界に引きずり込まれるぞ?

 

この本の著者松原タニシさんと言う人は松竹芸能の芸人さんなんだが、この人どういう人かと言うと自分自身が事故物件に住んでいて、また時には自ら心霊スポットに行くなどしてそこで自分が体験したことをメディアに発信するオカルト芸人なんだよ。

ニックネームはズバリ「事故物件住みます芸人」だ。

ということで、この『恐い間取り』の内容も松原タニシさんの実体験をもとにした話が紹介されているのだよ。

 

単なる怖い話としてでなく、不動産の裏事情なんかもわかって楽しいのだが、

なんか、他の怪談の本と比べて、内容が生々しいんだよなぁ。

 

松原タニシさん自身は霊感があるわけではないから、“幽霊が目の前に出たー!”的な怖さじゃぁなくって、霊感のない普通の人でもいわくつきの場所にいると普通では説明のつかないことが起こるという、何か地味な怖さがかえって新鮮で不気味なんだよ~。

 

だいたい体験ごとに間取りの図面を載せてあるし時には写真も掲載してあるぞ。

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また、物件的な話だけでなく、他の人の事故物件の話やホテルやトンネルなどの様々な土地にまつわる話もあって、内容的には非常にボリューミーだ。

 

わりと、今までの怪談噺の書籍はスラスラと読めたもんだったが、これはまだ1/3も

読めないでいるよ。

本当に不気味な気持ちになるんだよ!これは!

稲川淳二さんの書籍をK-1選手で例えるなら、離れ際ハイキックでKOを狙うピーター・アーツ、左ストレートで相手をKOさせるジェロム・レバンナといったところか。

この本はローキックを地味に打ち続けて終盤相手をふらふらにする小比類巻選手のようなダメージの与え方をするんだよ。

 

なに?何言ってるかわかんないだと?

ハマクラシーくん、君もしかしてK-1を見てなかったとか言うんじゃぁないだろうね?

 

んなあいぃ~~~?

「あんな野蛮なもの見らん」だと!?

朝っぱらから寝言を言ってるんじゃあないぞ。ハマクラシー君。

キミ、野蛮なもの見ないって大相撲はしっかり見てるじゃないか!?

 

なんだったら相撲の方が野蛮なニュースが多いじゃないか!

 

信じられん・・・。

 

まあ、いい。話を戻してだな、えーと。

そうそう、この本は何かじわじわ恐怖を読み手の心に植え付けてくるタイプのスタンド使いだ。

 

もしこの本を読むときには十分注意してくれ。

 

この本に載っている話をひとつプチ紹介してやるよ。

 

松原さんが以前殺人のあった部屋に住んだことがあるんだが、住みだすとトイレに入っているときに入り口のドアノブが勝手にガチャガチャとなったり、帰ってみるとふすまが開いていたり、郵便物がなくなったりしてたそうなんだよ。

松原さんは「やはり事故物件だから」とそれらの怪奇現象を受け止めていたんだけど、後にその住んでいる部屋で起こった殺人事件の内容と、今起こっている怪奇現象の正体がわかってくる・・・その正体は・・・

 

この話は霊的なオチではなくってすごい怖かったな。

まあ、気になったんなら買って読んでくれ。

 

事故物件怪談 恐い間取り

事故物件怪談 恐い間取り

 

 

 

ハマサンスもこの本は怖くて今は読むのをストップしているよ。

読みたいけど、精神的に良好な時にページを進ませることにしている。

 

では、ハマクラシー君

今日はここまでだ。

 

次に会う時までにk-1のビデオを見て勉強していてくれ。

ではまたな。