ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

Ⅿ-1グランプリ アマチュア出場の思い出

生まれ持ってのあがり症。しかし、なぜか人前に出て芝居や歌を歌いたいという欲望がわが魂に潜む。出たら出たで無茶苦茶緊張し、胃を悪くして息も臭くなる。

 

お笑いが好きだ。

だから、M-1グランプリに3回出場したことがある。

 

はじめはいとこと二人で出た。人生で一番といってよいほど緊張した。とても立っていられなかった。

 

ネタの途中で一番前列の観客の女の子をふと見ると、途中で携帯を開いて見始めた様子が目に入った。受けていないことが視覚的・聴覚手に感じられネタ時間の2分が無間地獄に感じた。

 

2回目と3回目は専門学校時代の後輩と出場した。

 

いずれも1回戦で相方もろともコテンパンにやられたのだが、ネタを二人で考えたり、付け焼刃で練習し無謀にも挑んで痛い目を見たのは良い思い出だ。

 

と同時に、テレビで見ている芸人さんの人に伝える言葉の力をまざまざと感じた。人前でしゃべることの絶対数が違いすぎるのだろうが、やはりプロだなあと感心した。

 

今は、こんな酔狂な奴と漫才をする奇特な人など、自分の周りにはいるように見えない。

 

Ⅿ-1グランプリは毎年実家で親兄弟と偉そうに講釈をたれながら見る。番組が始まると、ナレーションで「今年は総勢○○○○組が出場し…」といつも言いながら始まっているが、自分が出た年なんかは、家族に「この数字の中に俺も入ってんだぜ!」と、むなしい自慢をしていたものだ。

 

Ⅿ-1グランプリは、他のお笑いコンテストとは違い何か厳格さもあるように感じる。ファイナリストが審査員からダメ出しや叱咤(激励)を受けるコンビを見ることもしばしばある。

 

こういった厳しさの漂うお笑いの祭典、一大イベントのⅯ-1を世に作り出してくれた 島田紳助さんや松本人志さんにはお笑いファンとしてすごく感謝している。

 

また、いつかⅯ-1グランプリの予選に参加できればいいなあ。