ハンチョウにハマっております。
昔友達に『カイジ』を借りて読ませていただいた。正直わたしはカイジに詳しくない。
4冊借りて読んだだけで、その内容は地下での強制労働所でハンチョウとカイジがチンチロで勝負する内容だった。
面白かった。しかしその先の内容は知らない。
読んでいない。
しかしあれから、約18年の時を経てハンチョウと出会えた!
しかもグルメ漫画の主人公として!
内容はとても面白く笑えるのだが、なぜだろう・・・。
比較的自由な日常を送っている自分と比べて、
ハンチョウの方が幸せに見えなくもない。
一日外出券を使っている班長の方が「食」というものに
こだわりつつも確実に満足を得て地下へ帰っていく。
なにか、班長に対してうらやましいのか、うらやましくないのかわからない
不思議な感情になって読んでいる自分がいた。
たしか、長渕剛さんの歌で「自由はがんじがらめの不自由さの中でしかない」みたいな歌詞があったような気がするが、まさに、不自由の度合いが強ければ強いほど、与えられた自由に対して人はがむしゃらにこだわり時間を楽しむのだろうと思う。
学校の試験前にゲームしているときの時間。このとき感じる恍惚な気分と同じということだろうか。
とにもかくにも、不思議なグルメ漫画『ハンチョウ』
おすすめです。