僕は朝食をとらない。
小学校の時から登校するまでぎりぎりの時間まで寝ている子供だった。
朝早く起きてご飯を食べている他の子供たちが理解できなかった。
高校時代は音楽を聴くのが好きで、昼食代をレンタルCDにかけていたので朝、昼と食べていなかった。
深夜放送の「カウントダウンTV」でランクインもしくは少しでも紹介された曲はほとんどレンタルしてカセットテープに入れていた。
なので、昼食を抜くことはやや苦しかったが、曲を覚えてカラオケでたくさん歌うことの方が当時は幸せだった。
高校を卒業して専門学校に入った僕は二十歳になり煙草を覚えた。
煙草を吸うので、生活費が苦しくなり、朝、昼と食事を抜いていた。かなり当時はやせていたと思う。
就職し、結婚もした。嫁は必ず朝ご飯を食べる人だ。子供たちにも当然食べさせている。
僕自身は朝食を食べない育ち方をしてきたが、今ももちろん朝食を食べていない。
嫁が朝食を食べる人でよかったと思える。
大人になった今、周りの人を見ると朝食を食べている人の方が活気があり、なにかエネルギッシュ日々を過ごしているように思えるからだ。
とはいえ、僕は僕だ。朝は食べることよりも寝ることに時間を使いたい性分は今も変わらない。多分これからも。幸い嫁は朝食を食べることの重要性を強く押し付けない。
でも子供達には朝食をしっかりとって、元気に(嫁のように)生きていけるような人間になってほしい。
朝食を取る・取らないが親の影響もあるのであれば、やはり自分も食べる姿勢を示さねばならないのであろうか。
ということで、休みの日だけみんなと朝食を食べるようにした。
結論・・・
朝ごはん美味しいです。
でも、平日はぎりぎりまで眠らせてくれ・・・
おしまい。