ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

カードゲームへの思い・・・②

中学時代に出会った『モンスター・コレクション』

 

あれは僕が中学1年生の時だ。当時僕は家族と離れ神父になるためにカトリック修道院に入っていた。修道院で日常生活を送り、修道院から普通の中学校へ通っていた。

 

ある日、クラスの友達から頼まれた。「○○という本屋さんに『モンスター・コレクション』という本があるから、もし見つけたら買ってきてくれないか」と。

 

僕は岡田あーみんの『お父さんは心配性』という少女漫画コミックを買いにその本屋へ足を運んだ。自分の目当ての本を見つけ、また友達から頼まれた『モンスターコレクション』も割と楽に見つける事が出来た。

 

2冊の本を購入し、修道院へ帰った。

 

修道院では当時 午後7時30分からは自習時間で遊ぶことは禁じられている。9時に皆で食堂に集まりおやつタイムとなる。そのあとは引き続き勉強するか、就寝するかの2択であった。

 

その日僕はおやつを食べた後、寝ようと寝室(集団生活なので個室ではなく広い教室のような場所で、それぞれ自分用のベッドが並んでいる状態。)へ入った。

そこで明日友達へ渡す予定の『モンスター・コレクション』を少し見てみようと、ざらっと流し読みした。

 

・・・なんだこの本は?

 

まるで、本当にこの世界にモンスターが存在するかのように書かれているじゃあないか?

 

いっぺんにモンスターの虜になり、次の日学校で友達へ本を渡して、代金をもらったその金でまたまた昨日と同じ本屋へ足を運び、同じ『モンスター・コレクション』を購入した。

 

 

その日から自分のモンスターとの付き合いが始まった。

 

同じような内容の本は何冊も買って読んだし、RPGの攻略本でモンスターが記載されていれば、そのゲームをするわけでもないのに購入してモンスターの解説ページだけ読んでいた。

 

そうしているうちに、徐々に自分でこのモンスターをカードゲームにして遊びたいと思うようになっていた。

 

修道院の中での生活は規制がとても厳しかったが、限られた自由な時間を使い、あるいは自習時間に他人の目を盗んではモンスター関連の本を読みカードゲームの構想を考えていた。

その時間がとても自分にとっては幸福でかけがえのないものだったし、最高の娯楽だった。

 

カードの仕組みはすぐに決まった。そうだ!小学生の時に一世を風靡したあのSDガンダムの国盗りカードゲームだ!※カードへの思い②参照

サイコロじゃあ! サイコロを振りまくるのじゃー!!

 

続きます!

(読んでいただきありがとうございます!)