母の体験(ちょっと怖い話)
今日は、子供たちを学校や幼稚園へ送った後、母と一緒に桃やリンゴの木の消毒作業。
現時点で、朝の9時。洗い物や洗濯を終わらせて、1歳の子供が寝ている間にほっと一息。
今日の予定は、昼に小学校の家庭訪問。そのあと、息子の習い事の送迎。
夜の7時から、嫁が育成会のミーティングに参加するので、子供らの面倒を含む留守を仰せつかっているのだ!
今はつかの間の安らぎの時間。
空が曇り、雨が降り出しそう。
さきほど母と一緒に木の消毒をしながら、ちょっと怖い話を聞いた。
というわけで、ここからは、母の体験した話。
今から数十年前の話になるが、母が姉さんと山でタケノコ堀をしていたときの事。
けっこう山の奥にもかかわらず、上の方から「はあはあ」と人の声と足音が聞こえてきた。
「ん?」と思って、見ると、3人の男性と1人の女性がスーツ姿、革靴で血相を変えて降りてきた。
母の横を4人は通り過ぎたが、目をこちらへちょっと向けたぐらいであいさつもなしに急いで山を下って行ったそう。
山の中で、とても作業をしに来たとは思えない格好の4人に対しすごく訝しく思った母だが、その日はタケノコ堀を続けて帰ったそうな。
そのあとの母の一言。
「でも、もしかしたら、あの4人は誰かを山に埋めに来たんじゃないかねえ。」
いや、意外にあり得るのかぁ!?
すごく慌てて逃げるように、去っていったという4人組の男女。
そんな怖い予想がもし当たっていたなら、目撃者である母の身も危うかったのではないだろうか?
いろいろ、怖い想像をしながら、果物の木の消毒作業をした朝でした!
おしまい!