ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

鉄棒の憂鬱

逆上がりができない

うちの長男は鉄棒の逆上がりができない。

もう少しで8歳である。

 

うちの長男が6歳の時に

自宅で練習用の折り畳み式の鉄棒を買い、さらにサポート用の骨盤ベルトも購入した。

購入した製品はこちらである。

 

 

 

 

はじめ、自宅に届いたときは長男は喜び、
骨盤ベルトを巻いてすぐに逆上がりができたので、
「おお!効果てきめん!」と思ったのもつかの間。
すぐにできなくなった。とほほ。

 

こちらが長男の足を持ってやったりサポートするとなんとかできるが、
自力ではできず。

 

しかし、そんな長男だが
過去2回だけ自力で3連続逆上がりを決めたことがある!

 

それは、ある日自分がテレビゲームをしているときに長男がそれを見て自分もやりたいと言い出した。そこで、「逆上がりが自分で出来たらやれしてやろう」と条件を突きつけると、いとも簡単に連続で逆上がりをやってのけたのである!

 

時は過ぎ半年くらいしてから、似たようなシチュエーションになった時も逆上がりを自力でやってのけたのだ!

 

うちの長男は、何か報酬が絡むと力を発揮するタイプらしい。

親としては複雑だ。

 

しかし、それからは、「ゲームをしてもよい」「ほしい本を買ってあげる」などの報酬くらいでは逆上がりはできなくなってきた。

報酬としての魅力がなくなってきているのだろうが、なんとも現金な能力だ。

 

偉そうなことを言っているが、自分も逆上がりのできない子供だった。小学校の体育の時間で鉄棒の時間はすごく憂鬱だったのを今でも覚えている。

 

あの時のような気持ちをうちの子供にはさせたくないと思い鉄棒を購入したが、やはり血なのだろうか。

 

本質的に鉄棒のできない畑の住人なのであるならば、
もう無理強いをしない方がよいのだろうか。
無理に鉄棒をさせることによって生じる様々なストレスの方が
さらに危惧される問題になりうる場合もあるのだろうか?
わからない・・・。

 

今や洗濯物をぶら下げるだけの役割になってしまった鉄棒も物悲しげな眼で訴えかけてくる。

 

鉄棒:「早く僕を使ってくるくる元気に回っておくれよう」

 

自分:「い、いや、ごめんね。また下の子が控えているから、その子たちの練習の時たのんますううう~」

 

鉄棒君が不憫で不憫で・・・。

 

我が子らよ。少しでいい。逆上がりの練習をしてやってくれ~!

 

終わり。