福岡県某所にて開催される
「歯と口の健康フェア 第35回」に行ってきたのだ!
理由は一つ。小学2年生の息子が描いた虫歯予防図画ポスターが優秀作品として選ばれ、会場で展示されているとのことなので、見に行こうと息子と娘の二人を連れて会場へ足を運んだのである!
会場へ着いたのは、11時前。表彰式がホールで行われていたようだが、間に合わなかった。もっとも息子は人前に出ることが恥ずかしいので、表彰式に間に合わなかったことに安堵を覚えていたようだ。
まあ、その気持ちはわかるからそれはそれでいい。
しかし、人が多いこと多いこと。
2人の子供を連れて廊下を移動することすらままならぬ状態だ。
会場やホールでは、健診コーナーや体験コーナーがあり興味がないわけではなかったが、あまりの人だかりに一つ一つのコーナーに顔を出すことがとても面倒に感じてしまい、今回は息子のポスターを見て帰ろうと思った。
とりあえず家で使い古した歯ブラシたちを新しいものと変えてもらう。
そして例のポスター掲示場所は通路だったのだがこちらも人が多くて、通路だから狭いし、探すのが一苦労。
息子の書いたポスターはその通路のほとんど一番奥と言っていい場所に掲示されていた。一番奥なので比較的人は少なく、ゆっくり息子の絵を鑑賞できた。
ふふふ、なかなか味のある絵を描くではないかい?我が息子よ。
1年前に、息子は夏休みの思い出の絵を画用紙に書いていたのだが、大きい画用紙に対してものすごく小さな絵を描いていたので、何か自信のない内面があるのかなと思っていた。
しかし、今回の絵はどーんと大きく人物が描かれていていいじゃないか!
上手だぞと息子を褒めて、帰りにラーメン屋でラーメンを食べて家に帰った。
今回で35回となる「歯と口の健康フェア」だが、実は自分も小学生の時に「よい歯の児童」の部門で学校で選ばれて、この催しものに来場したことがあったのだ。
当時のことはあまり覚えていないが、自分は壇上で他の児童と一緒に表彰状をいただいた記憶がうっすらとある。
その時は僕の弟も会場に親と一緒にいたらしい。
僕は覚えていないが、弟の記憶によると、
壇上で表彰された児童が一人ずつ順番に挨拶をする場面で、
僕は自分の順番が来て、こんなことをマイクを通してしゃべったらしい。
「ぼくは朝も夜も歯を磨いていないのに、虫歯がなくてよかったです。」
なんて、ひねくれたことを言うガキだ。
歯磨きの大切さを推進する大会でそんな場違いなことをいうやつがいるか。
多分、当時の僕ははっきりと悪意があって、こんな“あまのじゃく”な皮肉を人前でしゃべっているのだ。
ろくな人間ではないが、息子は僕に似ず素直だからよかった。
何はともあれ、自分が小学生低学年の時以来に参加した(ちょっとだけど)この「歯と口の健康フェア」。
今度来るときは、もう少し他のブースものぞいてみて堪能してみたいと感じたのであった。
みなさん、くれぐれも歯は大切に。
それではまた。
ありがとうございました。