ジャイアント・スパイダー
ヒュージスパイダー
巨大な蜘蛛です。前回はムカデで今回は蜘蛛。気持ち悪いよう。今回はジャイアント・スパイダーとヒュージスパイダーの2種類を紹介します。どう違うかというと、網を張って獲物を待ち構えるタイプの蜘蛛をジャイアント・スパイダー。網を張らずに地面を這う、いわゆる地蜘蛛のタイプをヒュージスパイダーと呼び分けています。
ではいっきまーす!
基本情報
種別:巨大生物
知能:昆虫並み
反応:中立(空腹時には襲ってくる。まあ、たいてい空腹だけど・・・)
特殊能力:毒
〇黒い毛におおわれた胴体からは長さ何メートルもある8本の足が生えている。
〇洞穴やジャングルの茂みなどに生息する。
〇肉食で普通は小動物をとらえて食べるが、場合によっては大型の獣や家畜を襲う。もちろん人間も標的になりうる。
〇ジャイアントスパイダーは網を張って待ち伏せている。ヒュージスパイダーはいきなり飛びついて獲物をしとめる。
〇たいてい毒を持っている。
〇刀剣による攻撃にはからきし弱い。武装した戦士にとってはさほど脅威ではないと言える。
〇炎に弱い。また、よく襲ってはくるが戦闘意欲は低い。
〇野外で大きな網を張っているが、その網にかかったものはジャイアントスパイダーの餌になる。この網自体も火に弱く、松明などで簡単に焼き払える。しかし網が燃えている間に逃げ切れなければ自身もやけどを負おうリスクがある。速やかに逃げよう!
〇種類によっては致死性の毒を持つものもいる。
カードにおける能力設定
ジャイアント・スパイダーの方は網の特性を考え、飛行するタイプのクリーチャーに対して有利な能力を設定した。
ヒュージスパイダーはジャイアントスパイダーよりもやや大型なサイズという設定にしたので、HP,攻撃力ともに上にした。
両者とも今回は毒の特性は持たせなかったが、炎が弱点というのは持たせた。
ハマサンスの思い出
むかし、子供の頃親父がコガネグモをたくさん捕まえてきた。親父の故郷である長崎県の五島ではこのコガネグモをケンカさせる大会が行われていたそうだ。それで、親父は捕まえてきたコガネグモを庭にはなっていたのだが、夜になると体の黄色い模様が光っているので子供の僕は、不思議と「かわいいクモだなあ」と思っていた。コガネグモは網にかかった虫を実にスピーディーに糸でぐるぐる巻きにしてしまう。そのアクションが僕的には面白く見れた。そのコガネグモ達はしばらくして、お袋に全滅させられたけど。
さて、ゲームでは「カルドセプト1」にジャイアントスパイダー、「カルドセプトⅡ」にはヒュージスパイダーがそれぞれ登場。網にかかって動けない様子を「マヒ」という設定で表している。
ゲームボーイの「Sa・Ga2」では「あしながぐも」や「どくぐも」が登場する。特に冷気や炎が弱点ということはないようだ。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」で主人公のフロドを上空から襲ってきた大蜘蛛には映画館で見ていたからたいそうビビりまくった。
参考文献
〇モンスターコレクション/富士見文庫
〇モンスターコレクション改訂版(中)/富士見文庫
〇ファイティングファンタジーモンスター事典/教養文庫
〇TVゲーム怪物イラスト大事典/JICC
〇Sa・Ga2秘宝伝説基礎データ編/NTT出版
〇カルドセプトⅡセカンドエキスパンション公式完全ガイド/enter brain