リザードマン
今回はリザードマン、トカゲ男です。ポピュラーなモンスターのように感じるのですが、意外と歴史は浅く、神話などの古い文献には登場しないようです。
ではではいってみよー!
基本情報
種別:ヒューマノイド
知能:低い、もしくは人間並み
反応:ふつうは中立。中には敵対的な者もいる。
特殊能力:なし。
〇リザードマンはトカゲと人間のあいのこのような生物で、爬虫類ではあるけれど人間のように直立しその両手はあらゆるものを自在に扱う。
〇姿はトカゲというよりも二本足で立つワニといった感じ。長い尻尾でバランスをとっている。
〇ヒューマノイドの怪物としてはかなり強い方でオークやゴブリンなどよりも手ごわい相手。
〇水辺に棲んでいるが、中には水の中に棲み家を構えている者もいる。また迷宮など乾いた場所に住んでいる者もいる。
〇独自の文化を築いている場合は大軍隊を形成している場合もある。
〇別に邪悪な怪物というわけではない。テリトリーを侵したり怒らしたりしなければ襲ってくることはない。
〇特別な能力はないがアドレナリンを分泌し一時的に体力を増強させるものがいる。
〇強力なしっぽによる攻撃には注意を要する。ゆえに後ろを取っても油断はできない。このしっぽ攻撃の威力はトロールを一撃で吹っ飛ばす威力を秘めている。
〇人間と同じ武器、防具を使用する。皮膚も厚くそれなりの防御力があるうえにレザーアーマーなどの防具でさらに身を守っている。力も強く戦闘能力は高いと言える。
〇不意打ちや大掛かりなトラップを仕掛けていることもある。
〇集団で登場する場合はリーダー的な存在がいることもある。
〇一説によるとリザードマンの心臓は右側にあるという。心臓をかばうため右手に盾を持ち左手に武器を持つことが多いため左利きだという。
【ファイティングファンタジーシリーズの『トカゲ王の島』】
〇登場するリザードマンは邪悪な支配者であり凶悪な戦士として性格づけられているので注意しなければならない。
〇緑色の皮膚を持つトカゲ兵は身長が最大2メートル半、全身が丈夫な鱗に覆われている。背中には棘が縦一列に生えており頭部からは角が2本突き出ている。
〇通常は鎧を身に着け偃月刀、槍、剣、オノ、鞭などをどれか一つを手にしている。
〇リザードマンは騎乗用に乗る生き物は悪い地形でも俊敏に動ける「ジャイアントリザード」である。
カードにおける能力設定
一部の文献にあるような特殊な能力は有さない。しかし、ゴブリンやオークなどよりは明らかに武力に勝る。今後、特殊能力を有するリザードマンが登場する可能性はある。
ハマサンスの思い出
リザードマンはイラスト的に好きなイラストが多い。個人的にフォルムが好きなモンスター。でも意外と、自分の知っているゲームには登場しないなあ。
『カルドセプト』シリーズでは先制攻撃の能力を有する。HPも標準的で、アイテム制限もなく使い勝手の良いクリーチャーでした。
トレーディングカードゲームの『マジック・ザ・ギャザリング』シリーズでは「ヴィーアシーノ」というリザードマンが登場する。こちらのリザードマンは砂漠や山岳に居住している。でもシリーズを通して登場するのは少なめな印象だ。
参考文献
〇モンスター・コレクション/富士見文庫
〇モンスターコレクション改訂版(上)/富士見文庫
〇TVゲーム怪物イラスト大事典/JICC
〇ファイティングファンタジーモンスター事典/教養文庫
〇よくわかる「世界の幻獣」事典/廣済堂文庫
〇カルドセプトセカンドエキスパンション公式完全ガイド/enter brain
〇幻想世界の幻獣・討伐者ベストセレクション/GAKKEN