みなさん、こんにちはこんばんは
ハマサンスです。
今回は久しぶりに『これが言えたらプロレスファン!?プロレス用語紹介』の続編を書きたいと思います。前回は4までだったので今回が5回目です!
よろしくお願いいたしまする~~~。
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン
まず、「ロス・インゴベルナブレス」とは新日本プロレスの内藤哲也選手が2015年に遠征先のメキシコで加入したCMLLのユニットチームです。ユニット名の意味はスペイン語で「日本の制御不能な奴ら」という意味になります。
内藤選手はCMLLでロス・インゴベルナブレスに加入し、帰国したあたりから不穏な言動が目立つようになります。そして、それまで新日本では正規軍に所属して内藤は正規軍を止めロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを立ち上げました。
初期メンバーは内藤哲也、EVIL、BUSHIです。その後SANADA、高橋ヒロムが加入しました。また、海外からのサポートメンバーとしてルーシュが内藤と組みタッグリーグに出たこともあります。
本家となるロス・インゴベルナブレス同様、ベビーフェイスでもヒールでもないユニットですが、メンバーによる乱入介入、対戦相手につばを吐きかけるような挑発行為や毒霧攻撃、椅子を使った凶器攻撃などヒール寄りのファイトスタイルが定着してきています。
初めは「長いユニット名だな~」と思っていましたが、言えるようになると何か「通」になったような錯覚を起こしていました。今は締めにユニット名を大合唱することもあり、会場ではほぼお客さんに浸透しているユニット名になっています。
ジャパニーズ・レッグロール・クラッチホールド
フォール技です。うつ伏せの相手の両脇に自分の足を差し込み、横に回転。相手があおむけになったらブリッジをしてフォールする技です。また後方から相手をロープに振り反動で後ろに下がったタイミングで仕掛けるときもあります。
ジョー・マレンコ選手は数々の技の中でもこのジャパニーズ・レッグロール・クラッチが特に芸術的でした。また、一時期棚橋選手もこの技を頻繁に使っていました。
最初に日本で公開したのは、ビル・ロビンソン選手と言われています。当時は「半回転エビ固め」と表現されて、ダブルアーム・スープレックスと並ぶフィニッシュホールドとして毎週のようにテレビで放送されていました。
この技の一番の見どころはズバリ「ブリッジ」です。藤波選手も長州力選手とのIWGP選手権試合でこの技でフォールを奪いましたが、腰の痛みのため上体が伸び切ってしまい、技としての美しさが損なわれていました。
今でこそ、この技を決め技として使っている使い手はいなくなってきましたが、やはり試合中この技が繰り出されると、打撃・投げ・関節技とは違った視覚的な美しさに見ている観客にもインパクトを与えます。
正直、すまんかった
「防衛したら藤田とやってやる」と豪語したものの、防衛戦で負けてしまった佐々木健介選手が藤田和之選手に言ったセリフ。
防衛戦でスコット・ノートン選手に敗れた佐々木選手は試合後来場していた藤田選手にリング上でこう言いました。
「藤田、正直、スマンカッタ、ベルト。でも、今、俺はもう失うものは何もない。リングに上がるんだったらとことんやる」
これを受けた藤田選手は「4月9日、大阪ドーム。タイトルを賭けなければでないといいましたが・・・しょうがないので俺は出ます」と返答しました。
多くの場合、プロレスラーは負けたり自分に不利な状況に置かれても"負け惜しみ"を言うものですが、この発言では素直に本音を吐露しており、佐々木選手の人柄が現れたセリフといえましょう。
このセリフにはアントニオ猪木さんが「戦う前から謝るやつがいるか」とコメントしたり、G1クライマックスの公式戦で佐々木選手が高山善廣選手に勝利した際、高山選手はバックスペースで「正直、なめててすまんかった。」と佐々木選手のセリフを逆手に取ったコメントを残しました。
というわけで今回はここまで!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!