おはよう。ハマクラシー君。昨夜はよく眠れたかな？
先日釣り堀に行ってきたという話をしたろう？
月曜、火曜、水曜と夜は美味しい刺身をいただいているのだよ。
今日はそれらを君に見せて羨ましがらせようと思ってね。
はっはっは。
釣った日。月曜日。
どうだ？すごいだろう。見事だろう。
これは釣った日に実家でみなで集まった時に食べたときの写真だな。
右側がマダイで左側がシマアジだ。
下にはうちの畑で育てている赤玉ねぎのスライスが敷いてあるぞ。
うちの母は魚の調理が上手だからな。立派なサイズのマダイでもカンパチでも実にスムーズにさばいていくぞ。
味はもちろん最高だ！
やはり、釣り堀で新鮮なうちに血抜きを行っているからってのもあるだろうな。
うちの親たちは磯釣りに行ったときにも、自分たちで釣った魚の血抜きをしながら釣りをしているもんなぁ。
タイの身はうっすら透き通ていて新鮮さを物語っているだろう？
コリコリと歯ごたえもよく、新鮮だから魚の持つ独特な生臭さも一切なかったぞ！
これを味わせるのは本当に釣りをする者の特権だよ。ハマクラシー君。
火曜日
この日も月曜と同じく、シマアジとマダイの刺身だ。
ビール党の私だが今日は日本酒を用意したぜ。
福岡県嘉麻市にある寒北斗酒造が作っている「寒北斗純米吟醸」だ！
ハマサンスは福岡の日本酒ではこれが一番舌に合うぞ！
軽い口当たりで、辛口ながらほのかに甘みもある飲みやすいお酒だ。
この美味しい酒をこのお猪口で飲むのさ！
ウルトラマンの怪獣が並んでいるだろう？
「純米総攻撃」というナイスな酒器だ。ふふふ。
これで飲む日本酒は格別だぞ？
そして、刺身の方はまた月曜に食べた味と少し違って美味しかったなぁ。
刺身は釣ってから一日置いとくとうまみが増すやつもあるらしいからな。
それを実感したよ。
水曜日
刺身はまだもつっちゃあもつのだが量的にこの日がオーラスだ。
シマアジは無くなってしまった。だからマダイだけだ。
ちょっと寂しいからスーパーでアルゼンチン産のエビの刺身も買ってきたのだ。
2日たってもマダイの刺身はまだまだ鮮度がいいなぁ。
まあ、スーパーの刺身でも市場から2，3日かけて運ばれてくるものだろうからな。
だから、マダイに比べてスーパーで買った海老の方はやはり鮮度で劣るのか臭みを感じたなぁ。絶好の比較物になってしまった。エビ君すまん。
そして、この日は刺身の他にこれがあるのだよ。
マダイのカブト焼きだ。
これは本当にうまい！
ほほの部分には身が詰まっているし、目玉もゼラチンが豊富で美味すぎるぞ！
本当は日本酒でいただきたいところだったが、今日はビールの気分だったので・・・
金麦の「琥珀のくつろぎ」を合わせるとしよう。
口の中に残るマダイの塩気をこの香ばしさの残る金麦を流し込めば、もう言うことはないな。まさに「琥珀のくつろぎ」といったところか。
気分は殿様だよ。あ～はっはっは！
どうだい？ハマクラシー君。
君もいつか釣りに行って、この新鮮な魚たちを肴に酒を飲んでみてくれよ。
なんとも言えない至福なひと時を過ごす事が出来るぞ？
とはいえ僕だって実際は、これが食べられるのは釣りの仕方がわかって道具も一通り持っている親父と魚を見事にさばけるお袋あってのものなんだよなぁ。
両親が元気なうちに釣りと料理を教えてもらっとかにゃいかんかな。
まあ、そんなところだな。
ではまた連絡するよ。ハマクラシー君。
