ハマクラシー君。起きたまえ。9月の21日になったぞ。
我が家では息子が夏休みのイベントでもらってきたカブトムシ君2匹のうち1匹が他界してしまって、もう一匹が何とか元気で生きている状況さ。
いやはやなんとも、虫とはいえ死んでしまうと悲しいものがあるな。
そんな悲しい気持ちを洗い流すには酒だよ。ハマクラシー君。
君ももしなにか悲しいことがあったのなら、せめて美味しい酒でもってその気持ちを洗い流してほしいと思って、今回は「最近飲んでうまい」と思った焼酎を2本紹介する所存だよ。
まあ、寝る前の子守歌と思って聞いてくれ。
強引に君をたたき起こして子守歌もないもんだが・・・。
最近飲んだ焼酎の紹介
まあ、今回紹介するのはどちらもそんなに特殊な焼酎ではないな。
関東の方でもよく見かけるものではないかなぁ。
一つ目はこれだ。
「三岳」だ。
屋久島にある三岳酒造が出してある芋焼酎だな。
ハマクラシー君。屋久島ってどこかわかるかい?
・・・そう!鹿児島だ。
さすが九州大学をけって岡山大学に行っただけのことはあるな。ハマクラシー君。
屋久島は1993年に世界遺産に登録された島だ。屋久杉なんかが有名だな。もちろん質のいい水もあるだろうからそこで作られる酒がおいしくなるのは当然というわけだ。
焼酎だろうがビールだろうが「水がいい」っていうのは重要だろうからな。
肝心の味の方だが、柔らかいのどごしに甘みも感じそこまで芋臭さはなくどんな人にもすっきりと飲めるオールマイティな芋焼酎だと思うぞ。
ロックで飲もうがお湯割りで飲もうが美味しいとは思うが、氷を細かく砕いたグラスの中に三岳を注いで飲むと南国風な雰囲気も加わってちょっと楽しいぞ。ぜひ機会があれば試してみてくれ。
二つ目はだな・・・これだ!
「ダバダ火振」だ!
高知県の無手無冠が出している栗焼酎だ!
「栗」と聞くと珍しく聞こえるかもしれないが、割と関東でも見かけるんじゃないのかな?
瓶に印字してある説明文を読んでやる。
「栗をたっぷり50%も使用した四万十川特産栗焼酎です。栗のまろやかな香りを大切に低温でじっくり蒸留しました。・・・」
と書いてある。
四万十の清流の景色を思い浮かべながら飲むのも一興だよ。ハマクラシー君。
そして、そう!ダバダ火振って名前が印象的だろ?
物知りな僕が教えてやるよ。
この名前に意味はな・・・
四万十川の伝統漁法「火振り漁」と村人たちが集う「駄馬」からつけられているんだよ。そこから「ダバダ火振」と言う名前に至ったわけだ。
はっはっは。大学を出てなくても物知りだろう?
ハマクラシー君。僕をほめたたえてくれよ!
いや・・・そうだな・・・ダバダの味の方はだな・・・
やはり栗焼酎の独特な香りがある気がするな。
栗の香りと甘みが特徴ではあるんだが、わりとストレートに味を感じさせる焼酎な気がする。
この焼酎もロックや水割りでもいいんだろが、僕は断然お湯割りだな!
お湯割りだと栗の香ばしい香りがいっそう深まり、さらにまろやかになって喉を通るときがとてもたまらない甘みを感じるぞ!
もしハマクラシー君がダバダ火振を飲むときがあったらぜひお湯割りで飲んでくれ。夏でも問題なくおススメだ。
僕はよくダバダ火振を飲むときはつまみにメザシを焼いて食べていたがこれまたよく合うんだよなぁ。
つまみを選ぶときもだな・・・・
・・・おっと、いかんいかん。
酒の話になるとつい時が過ぎるのも忘れるな。
今日はここまでとしよう。
ハマクラシー君も、この秋に良き焼酎を見つけてくれよ。
そしてもし良き焼酎があったら教えてくれ。
今日紹介した「三岳」「ダバダ火振」は関東の方でも探せばあると思うが、もし見つからないときはこちらから購入してくれ。
じゃあな。あまり飲み過ぎないようにな。
ん?お前と一緒にするなだと?
ははは。ちげぇねぇ!
ではまた話すことにしよう。
おやすみ。