おはよう。ハマクラシー君。
僕はだいぶ頭痛は収まってきたな。
胃のもたれ感はやや残っている感じだがな。
胃を痛めているので、久しぶりに酒も薬も飲まずに二晩過ごしたが、そのせいなのかどうかわからんが、楽しい夢を見たぞ。
そうだ。どうでもいい事だろうが・・・僕の夢の話を聞いてくれ。
寝ているときの夢っていうと、僕はいつもだいたい悪い夢ばかり見るのだよ。
よく見るのはゾンビに追いかけられる夢と嫁が浮気をしてケンカをしている夢だ。
どちらも大声をあげて目が覚めるぞ。
嫁とはとても仲が良くって二人とも内向的だから浮気などというドラマチックなことは起こりようがないのだが、なぜかよくこんな夢を見て「うわーーー!浮気したなーー!このやろー!」ってな夢を見て現実に戻って「ほ・・・よかった。夢か・・・。」となるんだよ。
嫁と「こんな夢を見てしまった」というと、「なんでそんな夢ばかり見るの?」って聞かれるけど、こっちもなんで見るのかわからない。
付き合う前に一回目の告白の時に実は恋人がいてふられたからその時のショックな気持ちがいまだに深層心理にこびりついているのだろうか?
ゾンビに追いかけられる夢は本当によく見る夢で、夢の中でも「ああ、またゾンビか・・・逃げながら早く目覚めなければ噛みつかれてしまうな」などとやけに冷静になっているときもあるな。
今回は、大勢で旅行に行った夢を見て妙に楽しかったんだよ。
大型バスで皆で乗り込み、いろんなところを回って、とある街を散策中にふとギャラリー展に入ったんだよ。
狭い店内に若いお姉さんが手作りした、小さいブックやアクセサリーや何やら小物がいくつか売っていたな。娘と一緒に店内に入っていたから、娘たちがアクセサリーが欲しいというから、自分の欲しい小さなブック(なにかいいことを書いてありそうな本)とそのアクセサリーを買ったんだよ。
そして僕はお金を支払いながら、おねえさんに、
「この店内の売っている者はぜんぶあなたが作ったのですか?」って聞いたら
おねえさんは
「いえ、今休憩に入っている人と二人で制作しているんですよ」と言う。
僕は続けて
「ちょっと聞いていいですか?自分が頑張って作ったものが買われて他人の物になるのはなんだか寂しくないですか?」って聞いたんだよ。
するとそのおねえさんは、
「まあね・・・。でも仕事ですからね。」
こんな会話をしたんだよ。
別になんちゃない会話だけどな。夢の内容をこんなに具体的に覚えているのも久しぶりだよ。全然おねえさんの顔とかは覚えてないんだけどな。
そのあとバスの中でカラオケを歌っていて、布袋寅泰の歌をものまねしながら歌ってそれが自分でおかしくておかしくてゲラゲラ笑いながら起きてしまったぞ。
なんか久しぶりに楽しい夢を見たな。
嫁にこんな話をすると、星新一の話で悪い夢を見るけど現実ではいいことが起こるというような話があるって言っていたな。「世にも奇妙な物語」にもなっていたらしいが、僕は知らなかったな。星新一の話は皮肉が効いている話が多いからなぁ。
夢と現実か・・・。どっちがいいんだろうな?
ハマクラシー君。きみなら夢と現実どっちがいいことを望むかね?
さて、どうでもいい投げかけをしたところで、おさらばするかね。
今日もいい天気だな。
子どもたちと外に出かけるとするか。
ではまたな。ハマクラシー君。