こんばんは~。ハマクラシーく~ん。
ぐわわわ・・・。
今日は体のあちこちが痛いのだよ。
なんでかって?
イチジク畑の枝の剪定をしたからなのだよ!
だいたい毎年成人の日あたりに枝切りの作業をしているのだよ。
結構枝が太いからな。
以前は上を向いた細い枝だけ切っていたのだけど、たまたまこの畑の前の道を通りかかったイチジク協会の会長さんが
「愚か者めが。貴様らはイチジクの木の剪定をまったく理解しておらんわ。」
オイラは
「へ?私のおじいちゃんは生前この切り方をしていたのでその通りにしていたのですが要領が違うのですか?」
会長は
「違う。枝はもっとダイレクトに切って木の幹を中心に全方位的に数本の主な枝を伸ばすように誘引(ひもなどで枝の伸びる方向を調整する)するのじゃ!」
オイラ達「へへぇ~。ありがてぇこっちゃ、ありがてぇこっちゃ~。」
そうした方が、枝が少ない分イチジクの実が大きくなるみたいだな。
ってことで結構大胆に枝を切るようにしたのだけど、本当にのこぎりで切っていくのは骨が折れるわい。
ちなみに電動のこぎりは怖くて使っていない。
また、なぜかこの畑を仕切っているうちの親たちが電動のこぎりを使うことをよしとしない。
何故だろうか。
ジェイソンにでも襲われたことがあるのだろうか?
そしてハマクラシー君。多分君が思っている以上に木の枝っていうのは重たいぞ。
漫画「今日から俺は!」で伊藤が丸太を持ち上げて紅羽高の不良たちを蹴散らすシーンがあったが、あんな事が出来るなんて伊藤はすごいな。オイラにはとてもできんぞ。
見て分かるだろうか?
枝の間をぬぐって縦横に金網が張ってあるのだ。だから金網をよけながら枝を切るのでとても大変だぞ。変な姿勢で枝を切るときもあるから「何という不可能な姿勢!」と道行く人に言われそうだぜ。
あまりに枝が太いので、のこぎりが枝の間に挟まれて引けなくなることもしばしばあるぞ。
こういう時は反対側から切って切り口をつなげたり、クレ5-56みたいな潤滑スプレーをのこぎりにかけて枝を切ったり、枝の先端に人がぶら下がって木の断面の圧力を無くすように工夫しながら切っていくのだ。
色々機転を利かすぜ~!
時には木に登って上から枝を切るときもあるぞ。
足場が不安定だが、やはり下から頭上の枝を切るのはかなり腕の力を使うからな。自分が上に登って切る方が比較的切りやすいと思うのだよ。
結構木の本数があるな。
これを弟と二人で切っていくのだ。
ハマクラシー君、君も茨城から帰ってきて手伝ってくれ。
切った枝はこういう風に木のそばに集めておくのだ。
この枝なんかすこぶる太かったぞ。切った瞬間に金網の隙間から太い枝が落ちてくるから逃げるようによけながら枝を落としていくのだよ。
もし当たったら、鉄アレーが当たった忍者ハットリくんみたいになってしまうぞ。
切った断面には樹液がしたたり落ちている。本当はゴム手袋をしたほうがいいのだろうが、めんどくさくてしてなかった。
おかげであちこち手がかゆいぜ。
はっはっは。愚かなオイラをあざ笑うがいい。ハマクラシー君。
いつか君にも手伝わしてやるよ。逃げるんじゃないぞ。ひひひ。
さて、もちろん今日一日で終わらなかったので、14日もこの作業はトュービーコンティニューなわけだよ。逃げたりしな~い♪
というわけで、今日も頑張らなければならない。
ゆっくり寝て体力を回復させるとするか。
ではまたな。ハマクラシー君。
おやすみなさ~い!