こんばんは。ハマクラシー君。
オイラは今日仕事をしながらラジオを聞いていると、ザ・デストロイヤーさんが亡くなったニュースを聞いたのだよ。
「覆面レスラーザ・デストロイヤーとして長年活躍されたレスラー、リチャード・ベイヤーさんは、家族に看取られながら自宅にて88歳でこの世を去りました。」
そうか・・・デストロイヤーさんが亡くなったか。
オイラは新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーさんが引退会見をした後だからおセンチになっていたのだけれど、追い打ちのようにこの訃報を聞いてなんとも寂しくなったんだよな~。
もちろんオイラはザ・デストロイヤーを見たことがない。テレビで試合を見たこともないかもしれん。
力道山と戦っていたってのは知っている。
そして、たしか、東日本大震災のチャリティー興行の際は来日されていた記憶がある。
勝手な記憶で申し訳ないがまだまだ元気だなっと思った記憶があるぞ。
プロレスに限らず真の“レジェンド”と呼ばれる人物は数少ないと思うぞ。
オイラはこの人のことは詳しく知らないからオイラにとってはリアルに“レジェンド(伝説)”なのだ!
さて・・・ハマクラシー君。ザ・デストロイヤーさんの必殺技って何かわかるかい?
そう!4の字固めだ!
すごいな!よく知っていたな!予習してきたか!?
へ?「知ってる少ない技を適当に言ったら当たった」だと?
ふふふ・・。そうか。
有名だものな。4の字固めは。
足4の字はルー・テーズいわく「元祖はバディ・ロジャース」とのこと。
そして、やはり一番の名手はザ・デストロイヤーと言ってもいいのかもしれないな。
もちろんリック・フレアーや武藤敬司もかなりの名手だが。
ザ・デストロイヤーが初めて日本でこの技を披露したのは、63年5月19日大阪府立体育館での力道山とのノンタイトル戦らしいな。
「決まったら絶対に解けない。2分以上我慢すると骨折する」と宣伝されたらしいぞ。
デストロイヤーは、この日3本勝負の決勝ラウンドでこの技で45秒で力道山からギブアップを奪っているのだ!
5日後でも東京体育館で再戦しているのだが、この2分我慢したら骨折するといわれる4の字固めを5分以上耐え、体を反転し今度はザ・デストロイヤーが逆に足が決まってしまい、悶絶し、レフェリーが両者レフェリーストップで試合を止めるという名勝負があったのだよ。
この試合は当時テレビで64%以上の視聴率を出したとともに、日本に「足4の字」の技の恐怖を埋め込んだということだよ。
そんな、プロレスをあまり知らない人でも一度は耳にしたことがある技「4の字固め」を有名にしたレジェンドレスラー・・・ザ・デストロイヤーさんが亡くなってやはり寂しいという思いとともに、心からご冥福をお祈りします。
さて、ハマクラシー君。
オイラはリハビリの専門学校時代に実技抗議の時間中にふざけてクラスメイトに4の字をかけたことがあった。
あの技ってば、かけるほうも難しいぞ!
かけたオイラが思わずギブアップしてしまったからな!
ちゃんと足腰は柔軟さを保つことが肝要だよ、ハマクラシー君!
その講義のあと、講師の先生が「真面目に聞かんか!」と怒ってオイラに永田ロックをかけたのは、また別の話だよ。ハマクラシー君。
さて、今夜はここまでだ。
また連絡しよう。
おやすみなさい!
リチャード・ベイヤーさんのご冥福を心よりお祈りします。
プロレス必殺技大全―週刊プロレス秘蔵写真満載! (B・B MOOK 1000)
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2013/12/03
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る