こんにちは~。ハマクラシー君。
今日何気なくブログを読んでいたら、こういう記事を見てね・・・。
碧乃あか男さんの『新・ぜんそく力な日常』というブログで、テレビが勝手に点いたりする怪奇現象が起こっているというのだ。
オイラこの現象に心当たりと言うか、似たような経験があるのだよ。
これは、オイラが専門学校時代にできたばかりのアパートに住んでいた時の話だよ。
専門学校の同僚たちがオイラの部屋に遊びに来た時に、同僚の一人が
「おい、ハマサンス。この部屋ちょっとやばいぜ。何か冷房の方が嫌な感じがする。盛り塩しとくぜ。」といって、勝手にオイラの部屋の四隅にティッシュを敷いてその上に塩を盛りだしたのだ。
なに勝手なことしてんだ?とその時思ったが、まあ、そのままにしておいたのだよ。
それから約5年たって(オイラは留年したのでこのアパートに長く住んでいた)、ある日部屋の掃除をしていたら、掃除機でうっかり盛り塩を吸い込んでしまったのだ。
まあいいか。と思って、ついてに四隅とも全部掃除機で盛り塩を吸い取ったのだよ。
そしてあることが起こる。
数日後、専門学校の後輩がオイラの部屋に遊びに来た。
オイラは「何かテレビでも見るかい?」といって、リモコンを操作してテレビを点けようとしたが、まったくつかない。
「あれ?おかしいな。リモコンの電池が切れたかな?」とか言っているうちに、後輩は急にすくっと立って、「ハマサンス先輩、僕ちょっとすみません。失礼します。」ってんで、部屋を出て行ってしまった。
その後輩はそれ以来オイラの部屋に遊びに来なくなったのだ。
それからちょっと経って、専門学校にあるうわさが立ち始めた。
“ハマサンスの住んでいるアパートの部屋には幽霊がでる!”と。
オイラは誰がそんなことを言っていたのか、噂の言い出しっぺを探したのだ。
すると、どの人も、あの日オイラの部屋に来てすぐに帰った後輩から聞いたと答えた。
なあ~にぃ~?いったいなんでそんなことを言っているのだ?
しかも「ハマサンス先輩には言わないでくれ」と、口止めされたらしい。
オイラは学校で例の後輩を見つけ、
「やいやい、おまえさん、なんだってオイラの部屋を心霊スポット呼ばわりするんだ!?」って聞いたら、
その後輩はこう答えたのだ。
「このまえハマサンス先輩の部屋にいったじゃないですか?そのとき先輩テレビがなかなかつかなくて、焦ってたでしょ?その時僕ふっとなにげなく冷房の方を見たら、冷房からおばあさんが顔を出していたんですよ!
そして完全に目が合ったんです!
ぼく生まれて20年間、幽霊なんか見たことなかったのに、初めて先輩の部屋で幽霊を見ました!
でもそれから、霊感がついちゃったのか度々幽霊が見えるようになってしまったんですよ・・・。
だから、先輩の部屋にはいかない方がいいってみんなに話していたんです。」
だと!
オイラは超びっくりしたよ!
と同時に、オイラがこの部屋に住み始めたときに遊びに来た同僚が「冷房の方が嫌な感じがする。」って言って盛り塩したのを思い出してゾ~っとしたのだ。
さて、それからオイラの部屋のテレビに異変が起き始めた。
いきなりテレビが点くのだ。
勝手に点くときは“バチーン!!”と大きな音が鳴る。
そして、勝手に点いたときは音量が最大限になっていて、かなりびっくりする。
夜中でも寝ていても、勝手に“バチーン!”そして砂嵐が最大音量で“ザザザ~~~”!
ある時は、学校から帰ってきて部屋に入ろうと鍵をかけようとすると、部屋の中のテレビがすでについていて、大音量で番組の音がドア越しに聞こえる。
はっきりいって、怖すぎたぞ!
そして、たまに冷房を凝視するオイラ。
冷房に向かって「あの~、いらっしゃるんですか?」と話しかけるオイラ。
たまに専門学校の友達が来ているときでも、テレビが“バチーン”!そして、皆 恐れをなして帰っていく。
そんな日々が続いていた。
するとある日、後輩が来てこんなことを言ったのだ。
「ハマサンス先輩、もう霊は来ないと思いますよ。」
オイラは「なんで?」と聞くと、
後輩は
「このアパートに来ている霊って、このアパートの向かいにある家の庭にある井戸から出てきていたんですよ。」
オイラは「へ?そうなの?」
後輩「でも最近なんでか知らないけど、その家の庭で工事があって井戸を埋め立てていたんですよ。だからもう、霊は来ないと思います。」
オイラは「はあ~、本当かのう?」と思っていたが、本当にテレビが勝手に点くという怪現象は収まったのだ。
ハマクラシー君。
多分、本当に幽霊っているのだと思うぞ。
そして、意外と電化製品の不調は幽霊の仕業でもあるかもしれないな。
どうだ?怖いだろ?
では今日はこの辺で・・・。
さようなら~。いい~ひっひっひっひ!