おはよう~。
ハマクラシー君。
どうだい?そちらの天気は。
こちらは、まだすっきりとした天気ではないな。暑いは暑いが。
もう少し天気が良ければ海なんかもいいよな~。
そういえば、もう何年も海で泳いだりしていないぞ。
毎年プールでは泳いでいるがな。
海と言えばねえ、ハマクラシー君。オイラ思い出すことがあるのだよ。
君は“クラゲを投げたこと”はあるかね?
そう、海にぷかぷか浮かんでいるクラゲだよ。
オイラ子供の頃海に行くとよくクラゲを投げて遊んでいたのだよ。
へ?どうやるかって?
にわかに言葉では説明しづらいな。
簡単に言うとこうだ。
まあ、理解いただけたことと思うが。
岩場の上にいる友達めがけて投げつけたりもしたな。
バチッと当たってびっくりした友達が海にどぼーんってなってゲラゲラ笑ったものさ。
まあ、クラゲの触手に当たらないように手に持つのだけれど、クラゲはかなり柔らかいからどうしても、多少は触手に当たってしまうこともあるよ。
だいたい手首辺りが赤くなることが多かったかな。
なんで、そうまでしてクラゲを投げるのかって?
そこにクラゲがいるからさ!
はっはっは!言うと思っただろぅ?
オイラも言うと思ったぞ。当たり前か。オイラが言ったんだからな。
まあ、これを聞いた君は、さぞかし「クラゲを投げてみたい!」という衝動が抑えられなくなっているだろう。はっはっは。
まあ気持ちは分かるが、ちょっと待ってくれ。ハマクラシー君。
クラゲも危険な奴がいるだろうから、それを教えてやるよ。
オイラが調べた5匹のヤバいクラゲを紹介しておくぜ。
ではいくぞう~。うらあ!
アカクラゲ
北太平洋、日本沿岸に生息。直径約10~15cm。放射状に褐色の縞模様があり、触手の毒に触れるとヤケドに似た痛みが走りみみず腫れや水疱になる場合もある。
アンドンクラゲ
日本各地に生息。傘の長さは約3㎝、触手長約16~20cm。猛毒で触手に触れると激痛が走る。別名電気クラゲともいわれる。このクラゲが出ると遊泳禁止。
キタユウレイクラゲ
太平洋北部、北極海に生息。直径約0、5~2、5メートル。触手の長さは約35メートルまでなる世界最大級のクラゲで、別名ライオンのたてがみクラゲ。
キロネックス
インド洋からオーストラリア沿岸部に生息。傘高約25~60cm、触手長約3メートル。猛毒で刺されるとショック死する。強い遊泳力と24の目を持つ。
ハブクラゲ
沖縄や奄美に生息。傘径約10~12cm。毒はハブより強力と言われ、刺されると死亡することがある。小魚の群れを追って高速で泳ぐ性質がある。別名殺人クラゲ。
とまあ、このようなクラゲは近づかん方が身のためだな。
というかクラゲ自体なんだかんだ言って触手に当たったらお互い痛い目を見るのは自明の理だ。
「良い子も悪い子もクラゲを投げるような真似をするな」ってとこだな。
やれやれだぜ。
さて、今日もこの上ない世のため人のためになる情報を君に提供できたことに満足して話を終えることにするよ。
ではまたな~。ハマクラシー君。
いい週末を~!