おはよう~。ハマクラシー君。
毎日暑いよね~。
昨日は夕方に子供4人連れて、公園へ蝉取りに行ったよ。夕方でも日差しは強かったが蝉もたくさんいたな~。
手で捕まえようとしたけど、逃げられておしっこをかけられてしまった!
さて、ハマクラシー君。
君は妖怪は好きかね?
妖怪は怖い、恐ろしいというイメージがあるかもしれないが、水木しげるさんの紹介する妖怪の中には、なんとも愛くるしい妖怪も存在するのだよ。
オイラが「かわいいな~」と思える妖怪をギュギュっと絞って紹介するぜ!
と言っても、それでもいっぱいいたから、前・中・後編に分けて紹介しようと思っているよ。
【紹介する妖怪】
なので今回は前半戦だ!
ちょっとした解説も添えて紹介していこう!
ではいくぜ~!
うらあ!!
油すまし
熊本県の天草地方での妖怪だ。
おばあちゃんが子供を連れて山を歩いていて、
「昔はこのへんに油すましがいたんだけどねー」と子供に話していると、
木の上から「いまでもいるぞー!」といって現れたそうな!
なんともかわいいお茶目な登場の仕方だ!
水木しげる先生の描く油すましは、背が低くて、でも寡黙そうだが、エピソードを聞くと意外と知られたがり(?)な印象も受けるし。
すごくオイラ的には「かわいいのう~」と思ってしまうのであるよ!
からかさ
昔の傘は紙と竹でできていて、そういう和傘は古くなると妖怪になると言われていたみたいだな!一つ目でベロを出して一本足でぴょんぴょんとはねては人を驚かす。
オイラは子供(幼稚園)の時からこのからかさと一つ目小僧の絵を描くのが好きな子供だったのだ!だから親近感も大いにあるのである!
ファミコンゲームの「忍者じゃじゃ丸君」にも出てたと思うが、そのゲーム中にも「やっぱりからかさは、かわいいな~」と思っていたもんな~。
岩魚坊主
長年生きた大岩魚が僧の姿に化けたものだと言われる。
でもこの妖怪のエピソードがかわいそうなのだよ。
昔、村人が川に毒を流して魚を獲っていると(どういう漁の仕方だ?)、見知らぬ僧が現れて、村人たちに「殺生をしてはいけないよ」と語る。
なかなか、僧が帰らないので、村人が団子を僧に食べさせて、帰ってもらい、そのまま漁を続けたそうだ。
やがて、大きな岩魚が浮かび上がってきて、村人たちは喜んでその岩魚を里へ運んだ。
そして、料理しようと腹を裂いたら、僧に食べさせた団子が出てきた。
その岩魚を食べようとした村人は一人もいなかったそうだ。
なんか、岩魚坊主がかわいそうな話だが、その話は横にひとまず置いといて、この岩魚坊主さんののんびりした表情がなんとも言えず、オイラを癒してくれるのであるよ!
モクリコクリ
和歌山県に伝わる妖怪。
3月3日には海に出るといい、5月5日には山に出るといわれる。
鎌倉時代の蒙古襲来のときに水死した者の霊魂という、可愛い容姿とは裏腹にけっこうヘビーな出自だ。
このイタチの姿はすごく愛嬌があってかわいいのだが、人間だったりクラゲの姿になったりするらしい。
オイラも最近知った妖怪だが、不思議な妖怪だな~。
それにしてもイタチ姿のモクリコクリはかわいいでござる!
一反木綿
ご存知一反木綿です。
ゲゲゲの鬼太郎に登場するときの、「鬼太郎ど~ん」の声を真似する人もいるのではないだろうか?
約10メートルくらいの布が空をくるくると飛んでいるような妖怪で、この妖怪はたまに人の首を絞めたりするっていうから、ちょっと悪さ坊主なとこがあるな。
オイラ、一反木綿のぬいぐるみを持っていて、嫁が長男を産むときに産婦人科に入院中ずっと一反木綿のぬいぐるみを嫁の傍らに置いていたのだ。
だから、なぜか一反木綿を見ると嫁と長男を守ってくれていた気がして、勝手に友達気分なのだ!
さて、どうだったかな?ハマクラシー君。
こうしてみると、妖怪もかわいいものだろう?
また、中編、後編と紹介するからな。(連続で話すとは限らないが)
まあ、楽しみにしていてくれ。
では今日はここまでだ!
またな~!