こんばんは~!ハマクラシー君!
君は長生きしたいかい?
そうだよな、そうだよな!
やはり我々長生きするために生きているよな~!
じゃあ、やはり出会ったら危険な妖怪のことは頭に入れておいた方が得策だよな!?
ちょちょちょ!
何を鼻で笑っているんだ?ハマクラシー君!
妖怪を馬鹿にしていたらマジで危ないぞ!
君を親友と思って真剣にアドバイスしているんじゃないか!僕は!ええ!?
ハァ・・・ハァ・・・
まあいい・・・。
オイラが調べただけでもかなり危険な妖怪がいたから、少しずつ教えてやるよ。
以前紹介した妖怪の様なかわいい奴なんかいないからな!
ではとりあえずいってみよう!
うらあ!!
河童
ご存知河童だ。
こいつの恐ろしさは君も聞いたことぐらいあるだろう。
そう。
尻子玉を抜くのだ!
は?「尻子玉ってなんだ?」だって!
ハマクラシー君!岡山大学では尻子玉も教えてくれないのかい?
※ハマクラシーは岡山大学卒業
尻子玉ってのは人間の内臓のことだよ。たぶんとくに肛門付近の内臓だ。
実際水木しげる先生が「河童はかなり危険だ」と言っていたからな!
もちろん尻子玉を抜かれりゃ、要するに内臓を出された日にゃあ、オイラだって死ぬさ。
行橋には河童の伝説がちょろちょろあるから君も帰郷した時には気を付けた方がいいぞ!
まあ、全ての河童が邪悪なわけではないらしい。良い河童もいるらしいがな。
とりあえず気を付けて損は無かろう。
朱の盤(しゅのぼん)
この妖怪のこと知っているかい?
アニメ第3期の『ゲゲゲの鬼太郎』では妖怪ぬらりひょんの手下として登場する妖怪だ。
アニメの方ではなかなかおっちょこちょいな妖怪で可愛らしさすら感じる妖怪だが、本当はとんでもなくヤバい妖怪なのだよ。ハマクラシー君!
主な逸話が二つあるのだが、のっぺらぼうの様な話で主人公を最終的には死に追いつめる話と、舌長婆という妖怪と連携して、旅人を食い殺してしまうパターンとあるのだ!
アニメと伝承のギャップがかなり大きくてびっくりしたよ、オイラは!
ハマクラシー君、くれぐれも旅をするときは朱の盤に気を付けてくれ。
小豆ばばあ
小豆あらいと同じような妖怪らしい。
小豆を研ぎながら歌を歌う特徴もそっくりだ。
しかし、この小豆ばばあは子供を食べてしまったというし、別の場所では大きなザルで人間をすくい上げてしまったという話もある。
ちなみに小豆洗いが歌っている歌の内容も「小豆とごうか、人とって食おか、シャカシャカ」などと人間が聞いたら青ざめること請け合いな歌を歌っているらしい。
小豆洗いにしろ、小豆ばばあにしろ、山の中でシャカシャカという音とともに妙な歌が聞こえてきたらその場からなるべく逃げることをお勧めするぜ!
がしゃどくろ
殺されたり、野たれ死にしたりしたものの「恨み」が合体するとがしゃどくろという巨大なドクロの姿の妖怪になるようだ。
昼間は出ることがなく、夜になると歩き回り、人間を見つけると容赦なく襲い掛かってくるらしい。
夜の平原なんかにこんな妖怪に出会ったらもう腰を抜かして、逃げられんだろな。
殺されるよりほかはないな。ハマクラシー君。
ストレートに危険な妖怪だよな。
さて、いかがだったかな?
以前かわいい妖怪を紹介したが、今後はちょいちょい怖~い妖怪たちを紹介して警鐘を鳴らしていくことにするよ。
次回を楽しみにしていてくれ。
じゃあ、今日はこの辺で終わりだ!
またな~!