やあやあ、こんばんは。ハマクラシー君。
今夜は鯛とタコの刺身で一杯やっているオイラだよ。ンム~~~フフフ。
へ?クイズの続きだって?
まあまあ、それは次回に持ち越しだ!ハマクラシー君。ハッハッハ!
まあ、今宵はオイラのおじいちゃんの話に耳を傾けてくれよ。
オイラのじいちゃんはよく戦争に入った時の話を子供のオイラに話してくれていたな~。
おじいちゃんは海兵で銃で撃たれたこともあって、そのわき腹辺りにある傷口を見せてくれたり、自分の乗っている舟が沈没させられて、海を泳いで生還したという話もしてくれたのだよ。
鮫がいる海域だったらしくてな。
同法を助けようと腕を引き上げたら下半身がサメに食いちぎられていたという話も聞いたことがあるぞ。
サメは自分より大きいものには襲ってこないってことで、長い褌(ふんどし)を付けて、それを漂わせながら泳いで生還したそうだ。
すさまじい話だな。
まあ、戦時中の話はやはり想像を絶するものが多かったが、ここからの話はオイラが生まれているときの話だ。
オイラ今でも覚えているのだけれど、たぶん小学生低学年ぐらいだったと思うなあ。
家族で夕飯を食べているときに、家の前を車がすごい轟音を立てて走り去る音が聞こえたのだ。
ご飯を食べながら、父が「ハマサンスよ。あんなに車でスピードを出すような大人になるなよ。」とか言っていた時だ。
どが~~~~~ん!!
すごい音が聞こえたのだ。
子供のオイラでもわかったぞ。
さっき猛スピードでうちの前を通っていった車が事故ったのだ。
すぐにうちの親父は家を飛び出していった。
オイラも付いていった。
すると、道を向かいの家からじいちゃんが出てきて、「何だ今の音は?」って言っている。
オイラのとおちゃんは「ついてくるな!家に戻ってろ」ってオイラに行ったので、オイラは家に戻った。
そのあとは、父から聞いたのだけれど・・・。
案の定、車が50メートルくらい先の塀にぶつかって停車している。
おじいちゃんはうちの父と一緒にすぐに車の方へ行った。
車は大破している。
中には4人の若い男性が乗っていたらしい。
おじいちゃんは車の中で一人ずつ脈をとり、「だめだ・・・だめだ・・・」と生死確認をしているようだったらしいのだ。
父はその手際が良すぎてただただ、そばで突っ立っていたらしいな。
すると、後ろの席の一人が声掛けに反応があったので、おじいちゃんは「おい!大丈夫だ!意識を切らすな!」と言って、ずっと声をかけ続けたそうだ。
父はその様を見て、「ああ、戦時中の兵隊っていつもこんなんなんだ」って思ったんだって。
結局その事故で4人中3人が亡くなってしまったのだそうだけど、おじいちゃんの手慣れた行動を父づてに聞いて、「やっぱり戦争に行った人はすごいな」と思ってしまったよ。
今年は戦後75周年。
酒を呑みつつ、改めて平和を願いつつ、おじいちゃんのことを思い出すハマサンスなのだよ。と同時に車の運転は気を付けようと思っているよ。
ハマクラシー君。
きみ、コロナが落ち着いたら、帰ってこいよ。
たまには会って話がしたいものだな。
いや!
やはりオイラがダイエットしてからにしてくれ。
今は、黒髪豚野郎だからな。
ふう・・・。
じゃあ、今回はここで終わりにしよう。
4コマ?そうだな。
じゃあ、今回は昔の作品から2つ載せておこうか!
じゃあな~!!
うらあ!!