こんにちは~!ハマクラシー君!元気かい?
今日は福岡は雨だ!イチジクの実が開いてしまうな。
とはいえ、イチジクもそろそろオーラスだ。まだうちの畑では中ぐらいの身ができているから出荷しているが、値上げしても全然売れるらしいから、よそではだいぶ少なくなってきているのかな。
さて、今日はこんな本を紹介しようと思ってね。
ほりゃ!
日本の美術画の中には生き物がなんともかわいらしく描かれているものもあるようだよ。ハマクラシー君。
ん?「動物画なんか、あまり興味はない」だと?
まあ、そういうな。ハマクラシー君。
君の心の中に残っている生類憐みの心を呼び覚ましてやるぞ。
ではいってみよー。
犬
円山応挙/狗之子図
円山応挙といえば、日本絵画史の巨匠で江戸中期に京で大活躍した画家だ。
この犬の絵はじゃれ合うように描かれていて、見ているこっちもどうにも脱力してしまうな。
ちなみに後ろに描かれている花はユキノシタという花だ。
では次~!
うさぎ
円山応挙/木賊兎図(とくさうさぎず)
これまた円山応挙の絵だ。うさぎのふわふわ感、そしてなにか光っているようにも見える書き方は円山応挙が得意とした技らしい。このとき応挙は54歳。最先端の技術を持つ画家がその技をかわいい生き物に注ぎ込むとはなんと素晴らしい事か!
ではつぎー!
かえる
松本奉時/蛙図
松本奉時という人は大阪の人で、本業は表装業だったのだが、カエルが好きで自ら描いたカエルの絵で評判になったらしい。
しかし、なんというインパクトだろうか。可愛すぎる。狙って描いているとしたら、江戸時代のセンスは現代とそれほど違わないのかもしれんな。
では次―!
つばめ
歌川広重/燕の子をとろ子とろ
よく知られた江戸後期の浮世絵師だ。カラフルな木版画がとてもすごいよな~。
昔は「子をとろ子とろ」という遊びがあったらしく、それをツバメがやっているという絵だよ。オイラツバメが好きだから、この絵もつい紹介したくなっちまったのだよ~。うふふふ~。かわいいのう~。
つつつ・・・つぎぃ!
虎
円山応挙/遊虎図襖(ゆうこずふすま)
「こんぴらさん」と親しまれる香川の金刀毘羅宮。その壁の絵を応挙が頼まれて描いたというもので、この絵の虎の他にも数点の勇猛な虎が描かれている。
ただ、オイラが見て正直に思う感想は「かわいい」だ。
円山応挙さんの絵はどうしてこんなに可愛く見えてしまうのだろう。
では次が最後だ!
ねこ
原在正/睡猫図
最後はオイラの好きな猫で。
原在中という京で活躍した画家がいるが、在正はその人の長男だ。
寝ている猫ほどかわいいものはない。おでこの当たりをじょりじょりしたくなるぜ~!
さて、今回はこれくらいにしておこう。
この他にもいろいろな生き物がかわいく描かれているから、気になったなら、読んでみてくれ。
では、最後に4コマ漫画と行くか。
うらあ!!