お久しぶりです!センノハマ神父さん~!
お元気にしてましたか!?
そうですか!いやあ、すみませんね。なかなかこんなご時世なんで会いに行けなくて。
まあ、タコとマグロとカンパチの刺身でも食べて酒飲みましょう!
いやあ、神父さん、オイラやっと仕事に復帰できたんですよ!
神父さんものらりくらりしてないで、また聖職を全うされたらどうですか!?
ポカ!いててて。すんません。余計なことでした。
そうそう、オイラ、今の職場の女性が肩が痛いって相談されたんです。まあ、僕はリハビリの仕事をしているんで、知っている範囲で対抗策を教えましたけど。
でも、オイラふと思い出したんです。ええ、「肩が痛い」って言葉を聞いてふと、修道院時代のある体験をですね。
神父さん、オイラ修道院から普通の私立中学に通っていたじゃないですか。
ある日、社会の先生がめちゃくちゃしんどそうな顔して教室に入ってきたんですよ。
はい、もちろん社会の授業の時です。
その先生、教壇に立つでもなく、よろよろとその辺の椅子を持ってきて教室の隅っこに椅子を置いて座るんですよ。
生徒たちはオイラを含め、その様子をみてそわそわしてる。教室全体がぞわぞわしているんですね。
先生は「はあ~~、きつい・・・きつい・・・。」
それをしばらく繰り返すんですよね。
生徒の一人が「先生大丈夫ですか?」ときくと、先生はこう話しました。
先生「実は、先日の連休にある古い寺に行ったんだ。その帰りに肩が重くなって、それからだんだん気分が悪くなってるんだよ。」
そのあとも先生は話をつづけました。
先生「俺は部活の顧問の用事があったから、部活に顔を出してたんだが、ある女性との一人が青い顔をして『先生、肩にやばいものが載っています』っていうんだよ。」
教室はさらにぞわぞわしだしました。
先生「その生徒はなんか霊感みたいなのがあるらしくてな。その生徒の話によれば俺の右肩に空襲で亡くなった子供の霊。そして左肩にキツネが乗っているというのだ。」
一気に前列の生徒たちが「ぎゃーーー!」と自分の机を掴んで後ずさりしました。
先生「そのあと、その生徒がお払いみたいなことをしてくれたんだ。すると、右肩がすごく軽くなった気がした。しかし、お払いが済んだ後、その生徒はこう言ったんだ。『右の子供の霊はいなくなりましたが、左肩に乗っているキツネ様がどうしてもどきません。』だから今も左肩がものすごく痛い。今も多分キツネが乗っていると思う。だからお前ら、おれになるべく近づくなよ。」
オイラ達は固まったままだったッス。
先生はきついながらその話の後、授業を少しでも進ませていたが、たびたび座り込んで本当にきつそうでしたね。
もちろん、そのことがあってから先生のあだ名がついて、キツネ先生と呼ばれていましたよ。
何週間かしたら先生の体調も普通になっていた気がしましたが、他の先生と廊下で怒鳴り合うなど、なんか目立つ事が多くなった気もしました。
まあ、なんかそんな体験をしましたね。
やっぱり不思議なことってあるんですね~。
まあ、そんな話を思い出して、久々に修道院時代のことを思い出したので神父さんに会いに来たっていうことですよ!
ハッハッハ!
そうそう、僕中学でもノートに漫画書いてたでしょ!
最近書いてるんですよ!
ええ、ドラえもんとかパーマンとかのめちゃくちゃなやつです。
今回も4コマ用意したので見てみてくださいよ!
ではいきますよぉ~!
うらあ!!