いきなり、失礼。ハマクラシー君。
これは中津城の説明だよ。
はっはっは！君は城は好きかな？
オイラはこの前、大分県は中津にある中津城に行ってきたぞ。
「行ってきたぞ」と言ってもはじめて行くのではない。
今までにも何度か行っているのだよ。
なんだろうかー。城って良いのだよ。ハマクラシー君。
と言っても城マニアではないからなー。今まで登ったことのある城は、今回の中津城、小倉城、岩国城、そして熊本城だ。
はっはっは。好きな割には少ないだろう。
オイラは、まあ、なるべくならいろんな城に足を運んでみたい！
しかし、遠出が苦手という面倒な属性を持ち合わせている。
嗚呼・・・！天よ！
なぜ、オイラの心に「城好き」と「遠出できない」の性質を同居させたのか・・・！
・・・・と周瑜の今わの際のセリフをパクったところで、中津城の話に戻ろう。
今では、日曜日に行ってもそんなにたくさんの人はいない。
一時は大河ドラマの黒田官兵衛の影響ですごい人だったのだよ！
オイラはちょうどその頃NHKののど自慢の予選に出たことがあって、全員が歌い終わった後の審査の間にNHKのスタッフが壇上でパフォーマンスや話しなどがあるのだけど、その中でこんなことを話していたのだよ。
「今年は大河ドラマで黒田官兵衛を題材にしたところ、黒田官兵衛ゆかりの地でもある中津が注目されだして、中津駅の利用客が何十倍にもなりました！」ってね！
オイラは歌が下手なくせに「受かるかな～？受かるかな～？」とそわそわしていたのでそのことを頭の片隅に置いていたくらいだったのだけれど、今考えりゃ確かにその頃めちゃくちゃ中津城への来客が多かったな。
まあ、今回のように人が少ないのは見に来たオイラ達にとってはいいことだ。
・・・で撮っててきた写真を見せてやる。
うらあ！
中津大神社だ。
おっと、待ちねぇ。珍しい自動販売機があるじゃ～あ～りませんか！
むむ！よく見ると・・・
マスコットキャラクターの「くろかんくん」と「おっくん」だ！
前来た時はこんなのいなかったはずなのに！中津市・・・！手際がいいですな！
そして、そして！
でで～ん！中津城だ～！
かっこいいだろう？
ではさっそく息子とともに入ってみよう！
入るとすぐに入場料を払うのだ。
そして中へ・・・
さまよっていないヨロイです。
城の中はヒヤッとしているぞ。冬に入るときは厚着で入った方がいいな。
鎧です。
各階には色々な資料が展示してある。これは歴代の城主のリストだ。
鉄砲と長篠の合戦の様子を表した掛け軸だ。
まあ、その他にもいろいろな資料や物の展示があってだな。
どんどん階段を上ると・・・
いちばん上に着いたぞ！
ここから見える景色が城の醍醐味なのだよ！ハマクラシー君！
絶景かな～絶景かな～。
いいよな～！当時の城主になった気分になるだろ？
外堀の水を抜いたら何かいるかな～？なんちて。
中津の街並みを当時の城主たちは毎日見下ろしていたのかな～と思うと、とても楽しくなってくる。城に来たいというオイラの気持ちも少しは理解できるだろう？
お土産屋さんで息子がおみくじを引いたら大吉だった。当然だ。
お土産におっくんキーホルダーを息子に買ってやったぞ。
くろかんくんは黒田官兵衛がモデルなのだろうと容易に想像できたが、おっくんって奥平忠昌なのだな。
奥平忠昌を含め中津城の変遷をザクッと見たければ、改めて冒頭の説明を見るよろし。
・・・と今日はこの辺で終わりにしておこうか。
ハマクラシー君。君もたまにはこういう歴史を感じる場所・・・とくに城は良いぞ！
「こんなところを攻めてきたのか～？」とか、「最上階から見る景色は最高だな～」と感じるだけでも城に来た意味があると思うぞ！
ぜひ、地元に帰った際はちょっと足をのばして中津城に来てみてくれ。
では今日はこの辺で～。
おやすみなさ～い！
