ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

これが言えたらプロレスファン?プロレス用語紹介その3

みなさま

こんにちは。こんばんわ。

ハマサンスです。

 

またまた、プロレス用語のご紹介コーナー第3弾でございます。どうぞこの独りよがりな記事にお付き合いください。

では、今日もおくつかご紹介します!

 

①    アイアン・フィンガー・フロム・ヘル

 

新日本プロレスのヒールレスラー飯塚高史選手が使う凶器です。専用のポシェットがあります。飯塚選手は以前はちょっと控えめな優しい人柄な印象でしたが、いまでは、その面影は全くありません。これほどのイメージチェンジを果たして、なお定着し続けているレスラーは、他にいない気がします。

 

いつか、深夜番組でケンドー・コバヤシさんが女性プロボウラーの人とボウリングへ行く企画があって、その時に女性プロボウラーが自身の手にオープンフィンガーグローブを装着しているときに、「飯塚選手みたい」と表現していたのが、おかしくて堪りませんでした。

 

あの、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルもアルミホイルを使って手作りで何とか作れないかなあ。お子さんの夏休みの工作にどうですか?なんちて。

 

②    舌だし失神事件

 

198362日 IWGPリーグ決勝戦 アントニオ猪木VSハルク・ホーガンでの出来事。場外戦の時にホーガンの必殺技アックスボンバーを背後からくらって、そのまま前方のコーナーへ激突。リングアウトのカウントが進み、何とかエプロンまで登った猪木に対して再びホーガンのアックスボンバーがロープ越しに炸裂。場外に落とされた猪木は舌を出して失神状態になりました。ホーガンの勝利となりリング上ではホーガンが喜びを爆発させていましたが、猪木さんの方は状態が深刻だったためリング外は騒然としていました。

当時中学3年生の鈴木みのる選手は、この試合を見て悔しくて、「俺がプロレスラーになってホーガンを倒してやる」と言っていたそうな。

今も語られる、有名な『猪木、舌だし失神事件』です。猪木さん、あるいはハルク・ホーガンさんの話になると、必ず1回はこの話題が出てくるのではないでしょうか。

 

 

③    パイルドライバー

 

自分の両足で相手の首を挟み込み、マットに突き刺す技です。このパイルドライバーはたくさんの名手がいると思われますが、今現役で超必殺技の完成度を誇るのが②舌だし失神事件の項でも出ました鈴木みのる選手です。

 

鈴木選手のパイルドライバーはゴッチ式パイルドライバーと言って術者が相手の股に両腕をかけて仕掛けるのがゴッチ流とのことです。

 

鈴木選手の著書『プロレスで〈自由〉になる方法』の中に鈴木選手の「パイルドライバー」に対するコメントがありました。それによると、だいたい200キログラムまではこの技を仕掛けられるようで、実際に当時205キロの浜亮太選手に試合で使ったことがあるそうです。また、練習の時には曙選手を持ち上げれたそうです。曙選手は逆さに持ち挙げられたことなんかないから、あわてて「降ろして!」と連呼したそうです。

脱線しますが、この鈴木みのる選手、「ハマサンス」が今見ているレスラーの中でかなり好きなレスラーの一人でもあります。鈴木みのる選手の場合試合で勝とうが負けようが、その後のストーリーが気になるので、それまでの生き様がそういう見ている人にとって期待値を膨らましているのだと思います。

 

話を戻しまして、パイルドライバーという技は、いろいろな選手によって形があります。有名どころでは天山広吉選手の「TTD」、蝶野正洋選手の「ジャンピングパイルドライバー」、ジ・アンダー・テイカー選手の「ツームストーン・パイル・ドライバー」などがあります。またアンドレ・ザ・ジャイアントの「ツームストーン・パイル・ドライバー」相手を負傷させてしまうほどの禁断の技です。現在でもオカダ・カズチカ選手をはじめ、多数のレスラーが使用している技です。

それぞれの技を深く話せば長くなりますのでこの辺で締めたいと思います。

 

本日はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

※『プロレスで〈自由〉になる方法』は鈴木みのる選手が気になるって方にとっては、とても楽しい本だと思います。高山善廣選手や天龍源一郎選手との対談もあり、ファンにとっては最高の内容になっています。鈴木みのる選手やプロレスが好きな方は是非読んでみてください!

 

プロレスで〈自由〉になる方法

プロレスで〈自由〉になる方法

 

 

これが言えたらプロレスファン!? プロレス用語紹介その2

 

こんにちは。こんばんわ。

ハマサンスです。

 

今回は、あのプロレス用語のご紹介コーナー第2弾でございます。興味のある方も、まあはっきり言って関心ないよという方も、いつ何時(なんどき)何が必要になるかわからないこの世の中。流しながらでもいいので一読いただければと存じます。では、始めまする。

 

 

①    ダブルアームスープレックス

 

リバースフルネルソンの状態から後ろにブリッジをして反り投げる技です。

 

元祖は人間風車ことビル・ロビンソンです。

 

ロビンソンが記者建研の席上で「この技はイギリスでギディオン・ギダというレスラーに教えてもらった」と語ったらしいのですが、ギダ選手のダブルアームスープレックスの写真もフィルムもないので、事実上ビル・ロビンソン選手が元祖ということになっています。

 

名人はロビンソンのほかには、やはりドリーファンクジュニアでしょう。この技を出されると大抵のレスラーは3カウントを聞かされることになっていました。

 

また、新日本プロレスの安田忠夫選手は突っ張り電車道でコーナーに相手を押し込んだ後にダブルアームスープレックスにつなぐのがお決まりのムーブでした。

 

昔、うる覚えですが、プロレスにそれほど詳しくない女性アナウンサーがプロレスの実況をする企画で高山廣善選手が協力して何とか実況を成功させようとするコーナーがあったのですが、女性がこの「ダブルアームスープレックス」の技の名前を覚えるのに難渋していて本番でも言えなかったという思い出があります。ファンであれば何気なく覚えているものでも一般の人にとってはやはり長ったらしい技の名前なのでしょうね。

 

②    ジュラルミンケース

ジュラルミンケース に対する画像結果

 

アルミニウム合金でできた持ち運びのできる箱。プロレスにおける凶器の一つ。以前はケンドー・カシン選手がリング下にジュラルミンケースを忍ばせておき、試合中にすきを見てリング下から取り出しては相手に叩きつけていました。

 

最近ではあまり凶器として見なくなりましたが、新日本プロレスの夏の祭典「G1クライマックス」の優勝者与えられる次年の14東京ドームでのベルト挑戦権(権利証)がジュラルミンケースに入れられて持ち運ばれています。

 

③    ラ・マヒストラル

 

別名、竜巻式横回転エビ固め。相手の技を取り高速回転でフォールを狙う技。相手の意表を突いたタイミングでバチッと決まるとフォール率が高くなります。

いちばんの使い手はやはり何といってもメキシコのネグロ・カサス選手。相手を瞬時に丸め込むさまは、まさに芸術と言える域でした。

 

④ 第64代横綱

曙選手の事です。初の外国出身の横綱です。2003年の大みそかにK-1でボブ・サップと対戦しましたが1ラウンドでKO負けを喫してしまいました。

 

総合格闘技へのチャレンジは続きましたが、その後プロレスへ再戦することが多くなり、コールを受けるときは必ず、「第64代横綱」と呼ばれるようになりました。

 

ハマサンスも地元の体育館で全日本プロレスの興業があって足を運んだ時に、曙選手の試合がありました。実際に見ると本当に曙選手は大きくて、また、その時の対戦相手も巨漢なレスラーだったので、二人のぶつかり合いなどは、ものすごい迫力でした。

 

声援もひときわ大きく、横綱はプロレスの巡業で地方へ行ってもやっぱりヒーローだなと思わされました。

 

プロレスラーとしての曙選手は2005年プロレス大賞の新人賞を取ったり、全日本プロレスでは三冠王座を獲得したり、チャンピオンカーニバルを優勝したりと好成績を残しています。

 

 

今回のプロレス用語の紹介はこれまで!

また、機会があれば(多分すぐに書きそうですが)読んでくださいね!

ありがとうございました!

ではまた。

これが言えたらプロレスファン!? プロレス用語紹介その1

こんにちは。こんばんは。

ハマサンスです。

 

今回はわたくしハマサンスが好きなもののひとつである『プロレス』。

このプロレスの用語を、ある文献をもとにいくつか紹介させていただこうと思います。

 

僕はプロレスが好きですが、にわかの部類であり、マニアックなことは知りません。しかしながら、「お、このフレーズを言えるとは、この人プロレス好きだな」だとか「よくこんな長い言葉スラスラ言えるなあ」っていう言葉が個人的にですがいくつかあります。

 

ちなみに今回お世話になった文献とは『プロレスにまつわる言葉をイラストと豆知識で元気に読み解く プロレス語辞典』の中から用語を選んで紹介したいと思います。

 

プロレス語辞典: プロレスにまつわる言葉をイラストと豆知識で元気に読み解く

プロレス語辞典: プロレスにまつわる言葉をイラストと豆知識で元気に読み解く

 

 

それでは、プロレス好きな人もそうでない方も、よろしくお願いいたします~!

 

①    STF(ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・フェイスロック)

 

技の名前です。数あるプロレス技の中でもかなり長い名前の部類に入るこの技。

うつ伏せの相手の片足を両足で挟んで固定して足首と膝を決め、そのまま覆いかぶさり、同時に自らの腕で相手の顔面を抱え込んでフェイスロックで締め上げる複合技です。

 

名人は「天才テレビ君」や「ガキの使い大晦日笑ってはいけない」シリーズでおなじみの蝶野正洋選手です。

蝶野選手は、ここぞというタイミングでこのSTFを決め技に使っていました。

 

ふつうにアルファベッドのまま“えすてぃーえふ”と言っても全然いいのですが、実況アナウンサーの辻仁成さんが必ずこの技が出ると「STF、ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・フェイスロック」と、長い名前を流ちょうに言われていたのが忘れられません。すごいプロレスが好きなんだなあという思いが伝わってくる実況でした。

というわけでSTFを略さずにスラスラ言えると、「お、こいつプロレス好きだな」と 印象付けられるかもしれませんよ。

 

②    腕ひしぎ逆十字固め

 

これも技の名前です。相手の腕を自分の両足で挟んで固定し親指を天井に向かせる形で相手の手首をつかみます。この状態から骨盤のあたりを支点にして相手の腕を反らせると肘関節が間接の可動域を超えて極まります。

 

使い手の元祖はあのアントニオ猪木さんなようです。柔道王ルスカとの一戦で盗んだ技なそうですが。猪木さんと言えば、「延髄切り」をはじめ「卍固め」「ナックルアロー」「コブラツイスト」などが頭に浮かびやすいですが、そういえば、誰かの試合で猪木さんは口から泡を吹きながら腕ひしぎ逆十字固めを極めていたような・・・。

 

この技は、ハマサンスにとってもいろいろな記憶がありますが、この技をフィニッシュホールドとしていくつも試合を制してきた高田延彦さん、そして、飛びつき式で決める田中稔さん、カウンター気味で技に入る中邑真輔さん、なんと雪崩式で極めていたケンドー・カシンさんと本当にバリエーションの開拓とともにそのたびに驚かされた感慨深い技です。

 

③    アーノルド・シュワルツェネッガー

 

シュワちゃんです。ダダンダンダダンでおなじみの『ターミネーター』、そして『プレデター』や『イレイザー』など、数々のアクション映画でかっこよく登場するハリウッド・スターです。個人的には『コナン・ザ・グレート』が好きでした。

 

さて、ではなぜシュワちゃんがプロレスと関係あるの?と思われそうですが、シュワルツェネッガーさんは2015年にWWE(アメリカに拠点を置く世界最大のプロレス団体)の著名人枠で殿堂入りしているのです!

理由としては20歳の時にボディビルで世界最年少ミスター・ユニバースになったことやWWEファンとして多くのレスラーとの親交があったことからなようです。

 

ちなみにこのWWE殿堂入りした人の中にはレスラー以外の意外な人物がおられます。元ボクサーのマイク・タイソンさんや現アメリカ大統領のドナルド・トランプさんも名を連ねます。プロレスファンの間では知っていることかもしれませんが、まあ、話のタネにどうぞ。

 

まだまだ、思い入れのある用語はあるので、分けて紹介することにします。

読んでいただきありがとうございました。

 

 

参考・引用文献

 

〇プロレスにまつわる言葉をイラストと豆知識で元気に読み解くプロレス語辞典/誠文堂新光社

〇流智美のこれでわかったプロレス技上・下/ベースボール・マガジン社