ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

車の運転が苦手

情けないことを言ってしまうが、

僕は車の運転が苦手である。


ハンドルをしっかり握って運転する
だから遠出したこともないし、都会の街中を運転することもかなり敬遠して生きてきた。
福岡に住んでいるが、博多の街の中を運転したことはない。せいぜい小倉の街を運転したことが数回あるだけである。

遠くまで何時間もかけて運転したこともない。
県外と言えば大分県(別府・湯布院)に数回と佐賀県(鳥栖市)に1回。
本州に自分の運転で行ったことがないので関門海峡をどうやって超えるのかわからない。

何故車の運転を嫌うのか・・・それはズバリ怖いからである。

 

自分の運転に自信を持てないのだ。

 

生活圏内においての運転はさほど怖くないが、始めていく場所や1時間以上かかる場所は自分にとっては大冒険である。

 

自分は20歳のときに運転免許を取った。

 

実技講習はこわくてこわくて何回も補習をした。

 

ブレーキやアクセルなど緊張してよく間違えていた。

 

教習所の教官から「お前、なぜそんななんだ?家族とコミュニケーションは取れているのか?飯とか一緒に食ってる?」などと、訳の分からない怒られ方をされた。

毎晩夕飯は家族団らんで食べていたのに・・・。

 

その後は免許は持っていたが、専門学校を卒業する26歳まで車は持たなかったためずっとペーパードライバーだった。

 

就職しても仕事場が近いため初めは自転車で通っていた。

 

しかし、やはり不便なこともあり、また彼女の家に行きたいため中古で10万円ぐらいのおんぼろ車を買った。

 

親父が隣で見てくれながら2,3回運転の練習をした。

 

そして満を持して車を運転して彼女の家に行った。彼女は今の嫁さんで出会いは佐賀県の専門学校だったが、偶然お互いの実家は近く、僕の実家から車で30分ぐらいの場所だったのだ。

 

車の運転は嫌だったが、彼女に会いたい一心で運転した。

 

彼女の家に着き、彼女を乗せ近くの河原で車を止め
散歩などをしてお互いの仕事の悩みなんかを話し合った。

 

でもやはり当時の僕の車の運転は一緒に乗っていた彼女も「こわい」と言っていた。

 

 

 

そして彼女と結婚したのが僕が30歳の時である。

このときに運転嫌いの僕に史上最大の試練が待ち受けていた。

 

新婚旅行で岐阜県に行くことになったのだが、新幹線で名古屋まで行き、そこでレンタカーを借りて岐阜県まで向かうことになった。

 

ナビも使ったことなかったので、レンタカーを借りる際にスタッフにたずねたりして緊張しながら車に乗り込んだ。

 

しかし、やっぱり名古屋は都会だ。

 

ナビ通りに運転することすらままならない。

 

何回かクラクションを鳴らされた。

 

必死の思いで高速道路に乗りなんとか、その後は予定通りの行程で旅行をする事が出来たが、たぶん走行距離・混み合いの度合いからして、このときの運転がいまだに自分の人生で一番の大冒険と言える運転だったと思う。

 

 

ふと自分のまわりをみると、男女関わらず、みな自ら運転してあっちこっち平気で遠出している。

 

うらやましい。

はっきり言ってコンプレックスだ。

 

 

幸い嫁も運転が苦手で遠出が嫌いなので、夫婦そろって地元に閉じこもっている。

 

情けないと思われるだろうが、これが偽らざる自分らの姿なのである。

 

 

 

さて・・・

明日、夏休み中の子供を連れて山口県下関にある水族館「海峡館」へ行こうと思っている。

車で門司まで行って、門司港レトロのところから出ている連絡船に乗っていこうと思っているが、歩く距離を考えると直で下関に行った方がいいのだろうか。

 

しかし、冒頭で述べたように自分は本州に渡ったことがない。

不安だ。

 

やはり門司から連絡船で海を渡ろう。

 

あは、あははは。子供たちも船に乗った方が想い出になるんじゃないかな?

などと自分に言い訳をし、支度をするのであった。

 

自分が運転して本州へ突撃する日ははたして来るのだろうか!?

 

みなさんは車の運転は好きですか?

 

 

今回はここまで!

お付き合いいただき ありがとうございました!