ズルズル。こんばんはハマクラシー君。
こんな夜更けにすまないね。
いやね、今、夜食のカップヌードルを食しているところなんだが
ふと君の声が聞きたくなってね。話しかけてみたとこういうわけさ。
おっと、明日仕事なのはお互い様さ。ハマクラシー君。
付き合ってもらうぞ。
今日、八幡の「いのちのたび博物館」へ息子と一緒に行ったという話をしたろう?
なに?覚えていない?今日話したことだぞ?
君は何か、妖怪ウォッチにでてくる「忘れん坊」にでも取りつかれてるんじゃないのか?
忘れているのなら、こちらを見て思い出してくれ。
そう、そしてこのいのちのたび博物館に行った後にだねぇ、
僕たちはその会場のお隣に位置する「北九州イノベーションギャラリー」と言う場所に足を運んだわけだよ。
なぜかというとだな、「文房具の世界展」という催しものを見て見たかったからだ!
実を言うとだな、僕はタイトルを間違って記憶していて「文房具の世界展」を「世界の文房具展」と覚えていたのだよ!
だから・・・僕の頭の中はいろんな世界中の文房具が集まっている展示会だとこう思ったわけさ。
ところがだ!会場に入ってみると日本で見慣れた文房具ばかり・・・
「ありゃりゃ?」と思いチケットを見ると・・・
世界中の文房具が集まっているんじゃあなくって日本の文房具の数々をお楽しみくださいって催しだったんだね こりゃ。
気を取り直して見渡してみると、いやいやそれでも中々に面白い趣向が凝らされていたぞ!
まずは入り口に文房具で作られたオブジェがあったのだが、これを見てくれよ。
危険なペンギンだ。
全身画鋲でかたどられている。
さらに口をよく見てみると・・・
カッターだな。これは、現代の「アイアンメイデン」だよ。
ちくちく刺されることに耐えていけば、いずれは誰しも皇帝(ペンギン)になれるというメッセージを作者から感じるな。
展示ゾーンには日本の名だたる文房具メーカーさんの日ごろよく見かける文房具が数多く並べられていたぞ。
そうそう、久しぶりにジャポニカ学習帳を見たのだが・・・
何と表紙は日本人横綱稀勢の里だよ。ハマクラシー君。
君は僕より相撲に詳しいだろう?
テンションが上がらないか?
しかもこのノート開いて見るとだな・・・
相撲の歴史や様式について詳細に説明がされてあるのだよ!
ふっふっふ。これを読めばもう、僕も立派な相撲マスターだよ。ハマクラシー君。
相撲は取組中に髪を掴んじゃいけないんだぞ。
知っていたか?ハマクラシー君。ふっふっふ。
あとなぜか、キンケシがあったぞ。懐かしいな。よく小学校低学年の時はお互いに集めていたよなぁ。
この他にもおばあちゃんの駄菓子屋で手に入れた懐かしいおもちゃがチョロっと置いてあったからとてもおセンチ君になってしまったよ。
あと、気になる場所が一つあったんだけど・・・見てくれるかい?
「開けないでね」と書いてあるドアがあったんだよ。
でも、誰かが言っていたなあ?
「アダムとイヴはりんごの実を食べたくて食べたんじゃない。禁じられていたから食べたんだ」ってね。
そうだよな~。開けるなって言われたら開けたくなるよなぁ~。
とよく見てみると・・・
なんと、「どうしても開けたけりゃどーぞ」って書いてあるぞ!?
当然僕はドアを開けたよ。
こんな、子供たちの夢をいっぱいに詰め込んだ展示場にまさかと思う悪意に満ちたものがそこには存在していたのだよ。
しかしこれも文房具と言えば文房具なのか?
ドアの向こうに何があったのかは言わないよ。
トランキーロあっせんなよってことさ。
自分で行って確かめてこい。
別に本当に確かめに行くほどの事でもないがね。
この他にも重ねハンコっていうものがあって、1から5までのハンコを準に押していくと絵が完成するってやつだが、結構面白かったぞ。
その他にも、昭和のおもちゃや最新のコンピューターによるシンプルな遊びまで展示してあって、見ごたえがあったなぁ。
まあ、機会があればぜひ見に来てみたらいいんじゃないかな。
ちなみにこのイベントは平成30年9月30日までやっているらしいぞ。
しかし、9月18日と25日は閉館するって書いてあったな。
料金は大人500円で小中学生が250円だ。
場所は・・・
会場 | 北九州イノベーションギャラリー 企画展示ギャラリー |
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!!?
ネットからコピペしたらこうなった。
ハマクラシー助けてくれ。
なに?もう寝るだと?薄情な奴め。
それはこっちのセリフだよ。ハマクラシー君。
せいぜいドアの向こうに何がいるのか気にしながら眠るがいいさ。
それでは、こんな深夜までありがとう。おやすみなさい。
ZZZ。