ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

ヒギーのにゃおにゃお・16

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こんばんは~にゃお~!

 

ヒギーにゃお!!

 

昨日は、ご主人様がお友達にいろんな扉の載った本を紹介していたにゃお!

 

www.xn--vcki8dycvf.jp

 

ヒギーはこの話を傍らで聞きながら、思い出していたにゃお~。

 

何かって言うと、星新一の『ショートショート』の中にある話の一つ、『鍵』にゃお!!

 

どんな話かって言うと、物語の主人公はある日あるカギを手に入れるにゃお。

 

それから、その主人公はその鍵の合う扉を探して、たくさん旅をするのだにゃお。

 

やがて、その鍵がある扉を見つけられないまま、その主人公は老人になってしまうにゃお。

 

そこで、ある一つの考えを思いつくにゃお。

 

鍵屋さんに頼んで、自分の持っている鍵の合う錠前のドアを作ってもらうにゃお。

 

そして、ドアは完成し、その鍵でロックを外し、ドアを開けてみると・・・

 

 

 

なんとドアの中から天使が現れるにゃお!

 

そして、その天使がドアを開けた年老いた主人公に、こんなことを言うにゃお。

 

 

「おめでとうございます。このドアを開けたあなたにはどんな願いもかなえてあげましょう。どんなことでもいいのです。お金でも、名誉でも・・・!」と。

 

主人公の答えは・・・・

 

 

「何もいりません。」

 

 

おどろく天使に向かって、主人公は続けるにゃお。

 

 

「私は、この鍵を持って世界中を旅してきた。いつかこの鍵の合うドアに巡り合うと信じて・・・。その間に私はこの鍵とともにいろいろな経験をしました。」

 

 

さらに主人公はこの言葉でこの物語をしめるにゃお。

 

 

「今の私に必要なのは思い出だけ。しかしそれは・・・持っています・・・!」

 

 

どうにゃお?

 

ご主人もヒギーも号泣してしまう星新一のショートショートの『鍵』という物語にゃお!

 

 

思い出は大切にゃおね!

 

 

今日はここで終わりにしておくにゃお~!

 

おやすみなさいにゃ~おう~!

 

星新一 ショートショート DVD-BOX

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