そういえば自分もこんな子供だった。
今日は小学2年生になる長男の授業参観。
1歳の次男を抱えて嫁と一緒に小学校までレッツラゴー。
自宅と小学校の距離は短いため徒歩でテクテク。
昨日の晩、子供に
「明日、父ちゃん見に行くけど、発表できる?」
息子は
「みんな、一人ずつ朗読するよ。」
僕は「いやいや、手を挙げて発表して答えたりしないの?」
息子「う~~~ん」
どうやら、そういうキャラではないらしい。
自分が子供の時もそうだった。
嫁もおそらくそうだ。
2人の子供だから、「はい!」と積極的に手を挙げて自分の意見を言うタイプではないというのは理解できる。
でも、そのあと子供は、
「他の人の朗読を聞いた後に、先生から感想を聞かれるから、その時に手を挙げて発表してみようかなあ。」と言っていた。
そして当日。
なんと我が子は、授業の初めと終わりに号令をかける担当だったのだ!
小さくも大きくもない声量で号令をかける我が息子。
ほとんどこちらに目を合わせようとしない。
俺もたぶん授業参観の時はそうだった。
授業参観は子供の視点から言えば、親が子を見る時間よりも子が親を見る時間の方が少ない。しかし、一瞬でも親の姿を見ると、いつまでもその情景を覚えているのは子供の方な気がする。
そして、授業の方は予定通り班ごとに分かれて
一人ずつ前で決められた個所を朗読している。
先生が「感想がある人は?」と生徒たちに聞いてきた!
ここだ!我が子よ!
息子は照れくさそうに笑っている。
結局挙手をすることはなかった。
自分が同じ立場でも手を挙げなかったに違いない。
まあ、息子が手を上げたいときに手を挙げればいいだけの話。
息子の朗読の出番が来たが、息子の姿を抱っこしている1歳の次男が兄の姿を見て
興奮して叫びまくり、息子の朗読はよく聞けなかった。
でも、しっかり読んでいたと思う。あははは。
まあ、今日の授業中では号令もしっかりかけていたし、
朗読もしっかりできていたからよしとするのだ!
ただ、物を書く時や読むときはすごく本やノートに目を近づけるので、
注意しようと思った。
普段何気なく見ている姿勢だが、大勢の中だと際立って見えるものだ。
授業参観。
今日もとてもいろいろな発見があった。
しかし、自分が卒業した小学校だから、すごく懐かしかったなあ。
おそらく、でも確かに自分もこの学校の教室で
授業参観の時は自分の親に見られながら、
今日の息子と同じ気持ちでいたのだと思う。
かっこつけて、授業参観の時だけ何回か手を挙げて発表した記憶はあるけど。
あの日の自分と今の息子の姿を重ねて
いろいろな気持ちになった授業参観日になったのだ!
おしまい。