今までの人生で“これは痛かった!” 4大体験。
最後の体験・・・それは「胆砂・胆泥」だ。
それは9年前、31歳の時。いつも通り僕は仕事していたけど、その日何か右肩に違和感を感じていた。
違和感というよりは痛い。鈍痛がある。
腕を一定の方向に動かしたときに痛いのではなく、常に重い痛みがズキズキとある感じだ。
何とか右肩をかばいながらをの日の仕事を終え自宅のアパートに帰った。
その晩のうちに痛みは最高潮になり、眠ることもできずに布団の上でゴロゴロともがいていた。
次の日の朝に、この日は仕事を休むことにし、病院へ受信に行くことにした。
しかし、どの病院へ行こうか迷った。
痛むのは右肩だが、直感的に安静時でも常に痛むので内科を受診した方がいいのではないかと判断し、内科へ行った。
内科の病院へ行くと医師が腹部エコーを撮ってくれた。
そして「ああ、胆のうに砂が溜まっていますね」
「!!砂?」
「胆石なんかと一緒ですよ。脂っこいものを食べ過ぎるとなるんです。このときは
右の肩が痛むんですよ。」と説明してくれた。
そうか、そういえば僕の父は若い頃胆石の手術をしておなかに大きな手術の後がある。
僕も同じようになる一歩手前だったのかと解釈した。
そして胆のうに溜まった砂を流す効果のある点滴を打つことになった。
点滴を打つと、すぐに右の肩の痛みがスーッと消えていくのが分かった。
すごい。効果絶大だ。
医師はしばらく油っこい物と酒は控えるように僕に指導した。
僕は右の肩の痛みが消失したので意気揚々とアパートに帰ると、嫁が嬉しそうに「おかえりなさい、いいことがあったよ」と言う。
「懸賞が当たったよー」と言いながら指さした先にはビールケースが一箱届いていた。
それから、右の肩に同じような痛みが起こると僕は、少し酒を減らし食べ物に注意して運動をするようにしている。
また、この胆砂は胆泥ともいわれコレステロールの過剰摂取のほか極度のストレスでも起こりうることがあるという。
娘が1歳になろうかという頃、突発性発疹で熱性けいれんを起こし救急病院に入院することになった。それと同時に嫁も熱で倒れてしまい僕は娘との付き添いで病室へいることになった。
付き添いは大変だ。4人部屋だったので同室者には気は使うし、1歳に満たない娘が点滴やモニターを外さないかと四六時中心配していた。トイレや食事も満足にできず、その時にまたあの「右肩の痛み」が襲ってきた。そして4日目の日の朝僕は倒れてしまった。
その時は看護師さんに移動用のベッドに寝かせられ検査室へ行き腹部エコーなども検査しました。最終的には医師から「胆泥」と診断された。
おそらく付き添い入院による過度のストレスから胆泥が起こったのだろうと自分では判断した。
その翌日に娘とともに退院できたが、その後も僕はガスが溜まったり、熱発したりと体調のすぐれない日が1カ月ほど続き、非常につらい思いをした。
みなさん、右の肩が動かしてもいないのに強い痛みを起こしているなら、それはもしかしたら“胆のうの機能が低下しているサイン”かもしれません。ご注意を。
さて、これまで4部作で紹介した「ハマサンスの人生において痛かった4大体験」を述べてきました。
書きながら思ったのは、改めて健康というものはありがたいものだなあと思いました。今後も生きていくうえで自分の体と心で立ち向かっていかねばなりません。
やはり体が資本!
これからも、適切な食事と運動を実践して、また安全にも気を付け「痛み」を寄せ付けない生活を心掛けたいと思います。
みなさまも自分の体をどうか大切にしてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!