お~い、ハマクラシ~~~!
元気にしているか~?
オイラは元気だよ~。
最近、オイラの息子が嫁のスマフォに青鬼というゲームをダウンロードして遊んでいやがる。
そしてオイラにこういうのだ。
「父ちゃん!父ちゃんのスマホにも青鬼ダウンロードしてよ!そして妹たちと遊ぶんだ!」
「ふざけるんじゃねえ!この野郎!」とオイラも拒否っているのだけれど、そんなに面白いのかねぇ?
鬼・・・鬼か。
オイラ、鬼と言えば、いろいろ思い出すものもあるが、ここ数年は活舌をよくするために「外郎売り」を暗記して車の中で練習しているのだ!
外郎売とは歌舞伎の演目だったと思うが、たくさん早口言葉があるので声優さんやアナウンサーなど声を仕事にしている人たちが教材として練習しているそうな。
この外郎売の口上の中に茨木童子という鬼が登場するのだが、ハマクラシー君は知っているか?
というわけで、この本で調べてみたぜ!
『鬼大図鑑』だ!
この本には息子の大好きな青鬼以外のたいていの鬼が載っているのだ!
さっそく調べてみると、載ってあったぜ!茨木童子!
茨木童子は鬼たちのボス酒呑童子の一番の家来らしい。へ~。知らなかった。
源頼光が大江山のいる酒呑童子を倒した後、どっかに逃げたらしい。
茨木童子の伝説は大阪の茨木市と新潟の長岡市にあるらしいな。
大阪の茨木市の伝説によると、茨木村で男の子が生まれた。その子は生まれてすぐ歯が生えそろっていたので母親はショック死してしまった。そしてその子は角が生えてきた。父親はその子を山に捨ててきた。その子はさ迷い歩きやがて大江山に住み着き酒呑童子といっしょに行動するようになったとのことだ。
酒呑童子が退治された後は羅城門に住み着き、あるとき茨木村に行ったら出身ということで村人たちが歓迎してくれたので、ときどき里帰りするようになったという。
また長岡での伝説では女の呪いで美少年から鬼になり酒吞童子の家来になったが、母の説得で正気に戻りその後姿を隠したとあるぜ。
なかなか興味深い伝承だ。
酒呑童子は有名だが、その部下にもこのようなストーリーがあったのだな!
さて、鬼についてひとつ知識を深めることに成功したので、そろそろ寝るとするぜ!
ハマクラシー君も鬼に気を付けてくれよな!
久しぶりに4コマ残しておくか!
じゃあな~!
おやすみ~!
うらあ!!