ハマサンス コンプリートライフ

ハマサンスは遠方にいる友人のハマクラシーへ声を発信し続ける。 どうでもいいことばかり話し続ける。

ハマサンスの選ぶ超危ない妖怪第4弾!雪女・入道坊主・片耳豚・樹木子・川姫

フッフッフ!こんばんは~ハマクラシー君。

 

無病息災に過ごしているかい?

 

・・・そうか。

 

それはなによりだ。

 

しかし、君がそうして無病息災に過ごせているのも、恐ろしい妖怪に遭遇していないという幸運無しではあり得ないことなんだ。

 

今後もぬかりなきよう、お互いに無病息災に過ごせてゆけるために、警鐘を鳴らす意味で今回も超怖い妖怪を紹介しますよ!

 はっはっは!

 

 

 

ではさっそく行ってみよう!

 

うらあ!!

 

雪女

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 雪の降る夜にやまに現れる女の妖怪。姿的には妖怪っぽくないのだが、雪山を着物姿で歩いているのだから、かなりあやしい。

ハマクラシー君。

もし、雪女に出会ってしまったら、黙って通り過ぎることをおススメするぜ。

うっかり声をかけてしまったら、たちまち食い殺されてしまうらしいからな!

へ?

「綺麗な女性になら食べられてもいい」だって?

馬と鹿か。君は。

オイラの言うとおりにするんだ。

雪女に出会ったら声をかけるんじゃないぞ!わかったな!

 

 

入道坊主

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 愛知県に現れるらしい。

初めは1メートルくらいだが、近づくと2メートルあまりになるという。

こちらが先に「見ていたぞ!」と声をかければ難を逃れられるが、先に入道坊主に言われると、命を奪われてしまうらしい!

もし、ハマクラシー君が愛知県に用事で行くようなことがあれば、「見ていたぞ!」と連呼して町を闊歩してくれ。

福島県では入道坊主を見上げているすきに首を掻っ切られた事例もあるから、でかい人影を見たら、ぼ~っと見てないで「見ていたぞ!」というのだぞ!

わかったな~!?

 

 

片耳豚(カタキラウア)

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影のない子豚の妖怪だよ。かわいいなぁ~。

でも、この可愛いフォルムに騙されるでないぞ。ハマクラシー君。

この妖怪にまたをくぐられると、魂を抜かれて死んでしまうか、腑抜けになってしまうのだよ。

オイラ達はもともと腑抜けだから、もしまたをくぐられても、著変なしかもしれんが、用心に越したことはないだろう。

鹿児島県の奄美大島の妖怪で、奄美市の市役所周りにたくさん出没したらしいな。

だからもし黒糖焼酎飲みたさで、奄美大島を訪れた際は足を交差しながら街を歩こうぜ!命あっての物種だからな!ハッハッハ!

 

 

樹木子(じゅぼっこ)

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樹木子は大量の血を吸い過ぎて妖怪化した木だ。

血を養分として育ってしまったため血に飢えている!

近藤勇の虎徹ではないが、やはり血に飢えている物には近づかない方が身のためだろう。

 たくさんの血を吸って妖怪化するため、古戦場などに生えている気が樹木子になりやすい。

樹木子の下を通ろうものなら、枝を伸ばして体をからめとり、即座に血を吸って殺されてしまうぞ!

ハマクラシー君、戦場跡地で木陰で一休みなどと言うおっちょこちょいにならないように気を付けてくれ!

樹木子に吸血されるくらいなら、献血してくれよ。

 

 

川姫

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 お気づきだろか?

今回はイラストのなかで妖怪に襲われる娘がとてもきれいな子だということに。

ハッハッハ!ハマクラシー君!

何を照れているんだい?

しかし、油断するなよ。

この川姫はイラストのなかの綺麗な女性こそが妖怪川姫だ!

水車場などでひっそりと立っていることが多いらしい。

かなりかわいいので、うっかり声をかけてしまいそうになるが、生気を抜かれて殺されてしまうぞ!怖いだろう!

ハマクラシー君。

水車場などできれいな人を見かけたら、独身の君もつらいだろうが、スルーしてくれ。

 

 

さて、いかがだっただろうか?

まとめると、雪山と水車場付近、愛知県、奄美大島(市役所付近)、古戦場では気をつけろということだよ。ハマクラシー君。

 

では、お互い気を付けていきまっしょい!

 

ではではおやすみなさい~!

 

妖怪ビジュアル大図鑑 (講談社ポケット百科シリーズ)

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ビジュアル版 日本の妖怪百科

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ハマサンスが危ないと思う妖怪シリーズ!今回は海編!海座頭・水虎・あやかし・比良夫貝・牛鬼・濡れ女

 こんばんは~。ハマクラシー君。

 

 

外を歩けば、バッタやカマキリ、コオロギなど・・・

もうすっかり秋ですなぁ・・・。

 

そうですか・・・・

 

そんなに妖怪の話が聞きたいですか!!

 

では、今日も世にも恐ろしい妖怪を紹介しよう!

今日はに出没する妖怪をピックアップしたぜ!

 

 

 

 

では、さっそくいってみようか!

 

うらあ!!

 

 

 

海座頭

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海の上を杖を突きながらツツ~っと滑りながら移動する妖怪だ。

一見特に害がないように見えるだろ?

しかし、舟を手招きして難破させたり、舟を丸ごと海中に引きずり込んだり大変危険な妖怪なのだ。

海で死んだ盲人の怨霊だという説もあるぞ。

こわいな~。

 

水虎

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河童にしては大型で人間には見えにくいらしい。

年に一度は人を海中に引きずり込み血を吸って死なせてしまう!

屍は元の場所に戻すらしい。

その親切さがかえって恐ろしい習性に感じるぜ!

水虎に襲われた死体は葬式をしてはならないらしい。

畑の中に草庵を作り安置しておくと、その死体が腐りはじめると水虎も腐り始めて死ぬと言われている。

なんとも対処しがたい妖怪だな。恐ろしいぜ。

 

あやかし

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外海に現れるウナギの様な妖怪だ。

太さはないが、長さが何千メートルもあって(!!?)舟を乗り越えてゆくという。

舟をまたぐときに油を大量にまき散らすので、船員たちは舟が沈まないように油を必死に海に掻き捨てたという。

日本版シーサーペントといったところか。

こんな生き物がいたら海なんか行けっこないぜ!

 

 

比良夫貝(ひらぶがい)

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『日本書紀』や『古事記』に登場する神・猿田彦が漁に出たときに海中から毛の生えた貝が現れたという!

猿田彦はとっさに剣を抜き、切りつけようとしたが、失敗し海に投げ出されてしまった。猿田彦は必死に泳いで岸にたどり着き、後ろを振り向いたが、バケモノの姿はどこにも見当たらなかったという。

ある人に話すと、その貝は比良夫貝といい、時々海面に出ては人々を襲うとのことだった。

まさにモンスターだな!

神様でもやっつけられなかったというから、オイラが遭遇したら、多分やられちゃうのだろうな~。

 

牛鬼

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その名の通り牛の形をした鬼だ。

西日本で多くの言い伝えを残している妖怪で山陰地方ではときどき海から上陸しては浜にいる人間を食い殺すという。

四国や紀伊半島では川に住んでいるとされ、川に毒を流して魚を取っていた人間に災いをもたらしたという話もあるらしいぞ。

 

もうこれは、ザ・妖怪だ!人を食い殺すなんて、なんてストレートで危険な妖怪なんだ!助けてくれ!

 

濡れ女

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新潟県と福島県の境を流れる川に現れた妖怪。

あるとき川が三つに分かれている場所で女が髪を洗っていた。

こんなところで髪を?と思った舟が近づきかけたが、すぐに戻ってきて「あれは、濡れ女だ!」と叫んだ!

それを信じないもう一隻の舟が確認しようと、その女の方へ漕いでいったが、そのあと、ものすごい悲鳴が聞こえて、その後帰ってこなかったという。

 

濡れ女は牛鬼の化身ともいわれ、海岸で人をおびき寄せて牛鬼に襲わせるという連携を見せるというから、恐ろしい!

 

 

さて、今回はこれで終わりだ!

 

どうだったかな?

 

怖くて、もう海には行けないだろ?

 

へ~へっへっへ!

 

まあ、とくに何のねらいもないが、今後もちょくちょく妖怪話をすると思うから付き合ってくれよな!

 

では、おやすみなさい!

ハマクラシー君!

 

海に行くときはくれぐれもご用心を~!

 

妖怪ビジュアル大図鑑 (講談社ポケット百科シリーズ)

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ビジュアル版 日本の妖怪百科

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ハマサンスが危ないと感じる妖怪第3弾!つるべ落とし・鬼女・猿鬼・池の魔

こんばんは~!ハマクラシー君!

 

 

 関東の方は台風19号の進路ということで大変みたいだが、茨城に住んでいる君は大丈夫かい?

しっかり防災してくれよ。

 

こちら九州でさえ風が結構強く吹いているからな。

 

お互い気を付けるとしよう。

 

 

まあ、そうだな・・・。

 

久しぶりに、こわ~いこわ~いガチで危ない妖怪を4匹紹介するとしようかい。

 

 

 

 

ではさっそくいくぜ~!

うらあ~!!

 

つるべ落とし

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いきなり目の前に落ちてくる顔だけの妖怪だ。

昔、京都の亀岡市につるべ落としが潜んでいる大きな樫の木があったらしい。落ちてくる前に「夜なべ済んだか。つるべおろそか。ぎぃぎぃ」という声がするそうだよ。

そして、落ちてきてこっちはめちゃくちゃビビるんだけど、ハマクラシー君。

この妖怪、なんと人間を木の上に引っ張り上げて食べてしまうそうなのだ!

なんてことするんだ!

ただでさえ、怖いのに、食べちゃうなんて!

もう最悪の妖怪だな。

ハマクラシー君も、「ぎいぎい」という声が聞こえたら、木の下から離れてくれ。

 

鬼女

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長野県でのこと、道に迷った旅人が山の中で一軒家を見つけ泊めてもらうことにした。

その家には50歳くらいの女が住んでいた。

囲炉裏の鍋からいい匂いがするので、

「少し分けてもらえないですか?」と聞くと、

「これは人の食べるものではない」という。

ふと、女の顔を見ると、口が耳元までさけていた!

さらに鍋を見ると人間の手や足がごろり!

旅人は一目散に家を飛び出し逃げ出したという。

ハマクラシー君も山に立っている一軒家には気を付けてくれ。

 

 

猿鬼(さるおに)

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石川県の能登島に現れた妖怪だ。

猿に似た容姿をして、人や家畜を見れば問答無用で襲ってきたという。

猿鬼に悩まされていた住民は天皇にお願いをして、左大将義直公に猿鬼を退治してもらったという。

打ち取った猿鬼の角は現在も伊夜比咩神社に収められているという。

猿系の妖怪はけっこう気性の粗いやつが多いな。

映画「28日後」のようなこともあるから、ハマクラシー君も猿には気を付けてくれ。

 

 

池の魔

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昔、三重県の志摩ちかくに、ただそこにいるだけで身を投げてしまいたくなる池があったという。その池ではどう考えても自殺をする動機のない人の身投げが度々起こったという。

池の周りを歩くと池の魔に取り付かれて池に吸い込まれてしまうと地元の人たちは大層恐れたという。

こういうのは、池に限らず、現代では踏切や港などでよく聞く話だな。

妖怪の仕業だとすれば、実はこういう妖怪が一番脅威な気がするな。

お互い気を付けようぜ~。

 

さて、いかがだったかな?ハマクラシー君。

いろいろな妖怪がいて、かなり気を付けなければいけないが、命は大切だからな!

用心に越したことはないよ。

 

まだまだ、恐ろしい妖怪がいるから、それらはおいおい紹介しよう。

 

ではまたな~。

 

おやすみなさ~い!

妖怪ビジュアル大図鑑 (講談社ポケット百科シリーズ)

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ハマサンスが危ないと感じる妖怪を紹介だ~!②

こんばんは~。ハマクラシー君。

 

いかがお過ごしかな?

 

へっへっへ。雨が降っているな。

こんな夜は妖怪の話もいいものだよな?

 

そうだよぉ~!ハマクラシー君。

 

前回に引き続き、危険な妖怪を教えてやるのだよ。君に。

 

それじゃあ、まあ、ひとつずつ教えるから聞いてくれ。

 

うらあ~~~!

 

 

子泣きじじい

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何を意外そうな顔をしているんだ?ハマクラシー君。

まあ、言いたいこともわからんでもないがな。

そう、アニメでは鬼太郎の仲間である子泣きじじいだ。

 

しかし、アニメではいくら人間の味方でも、実際となると事情が変わってくるのだよ。ハマクラシー君。

 

山で「オギャーオギャー」と鳴き声がして、あわててその子を抱きかかえると、実はそいつこそが妖怪子泣きじじいだ。

かなり強い力でしがみつかれ、そのままどんどんと子泣きじじいは重たくなってくる。

375㎏にもなるのだよ。びっくりだな。

 

そして、動けなくなって最後は命を落としてしまうという最高に危険で恐ろしい妖怪だ。

ちなみに砂かけばばあは砂をかけたりパラパラという音だけを出すだけなので、ほとんど無害だ。

子泣きじじいも砂かけばばあを見習って、重たくして脅かすくらいにしてほしいものだ。

 

 

狒々(ひひ)

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江戸時代の百科事典『和漢三才図絵』によると、狒々は体が黒く毛が生えていて、よく走り、人を見ると笑い、人を食べるとある。

体長は3メートルを超すものもいるそうで、性格はかなり獰猛なようだ。

こんなモンスターに出会ったら、命がいくつあっても足りんわい。

ハマクラシー君も山に行って狒々に出会わないように注意してくれ。

笑いながら食われるぞ。

 

 

肉吸い

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三重県の熊野地方に現れたという妖怪だよ。

美しい女性の姿をしてるが、「ホーホー」と笑いながら人間に近づき、名前の通り、たちまち肉を吸い取ってしまうという。

こいつもかなりデンジャーな妖怪だが、弱点もあるぜ。

火が苦手らしいのだ。火縄(木の皮や糸を縄にしてよく燃えるように硝石をしみ込ませたもの)を打ち付けると逃げているとのことだ。

だから、ハマクラシー君。

もし肉吸いに出会ったら、火縄を打ち付けてくれ。

でないと「ホーホー」と言われながら肉を吸われる羽目になるぞ。

 

 

土蜘蛛

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こいつも比較的メジャーな妖怪だな。漫画とかゲームにもよく登場するんじゃないか。

絵にある通り、かなり巨大で人を食べるのだろうが、この妖怪は呪いみたいなこともしてくるから厄介だよ。

源頼光を病に侵し、最後は頼光達によって退治されたらしいが、呪いで殺されるんじゃほとんど、手の打ちようがないじゃないか!

まったく恐ろしい妖怪ばかりだぜ。

 

さて、いかがだったかな?ハマクラシー君も妖怪に気を付けてくれよ。

まだまだこの他にも危険な奴らはいるからな。

また来週に教えてやるよ。

まだ教えていない妖怪に出くわさないように注意して日常生活を送ってくれ。

じゃあな~!

 

妖怪ビジュアル大図鑑 (講談社ポケット百科シリーズ)

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ハマサンスが危ないと感じる妖怪を紹介だ~!①

こんばんは~!ハマクラシー君!

 

君は長生きしたいかい?

 

そうだよな、そうだよな!

 

やはり我々長生きするために生きているよな~!

 

じゃあ、やはり出会ったら危険な妖怪のことは頭に入れておいた方が得策だよな!?

 

ちょちょちょ!

何を鼻で笑っているんだ?ハマクラシー君!

 

妖怪を馬鹿にしていたらマジで危ないぞ!

 

君を親友と思って真剣にアドバイスしているんじゃないか!僕は!ええ!?

 

ハァ・・・ハァ・・・

まあいい・・・。

 

オイラが調べただけでもかなり危険な妖怪がいたから、少しずつ教えてやるよ。

 

以前紹介した妖怪の様なかわいい奴なんかいないからな!

 

www.xn--vcki8dycvf.jp

 

 

ではとりあえずいってみよう!

 

うらあ!!

 

 

 

 

河童

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ご存知河童だ。

こいつの恐ろしさは君も聞いたことぐらいあるだろう。

そう。

尻子玉を抜くのだ!

 

は?「尻子玉ってなんだ?」だって!

ハマクラシー君!岡山大学では尻子玉も教えてくれないのかい?

※ハマクラシーは岡山大学卒業

 

尻子玉ってのは人間の内臓のことだよ。たぶんとくに肛門付近の内臓だ。

実際水木しげる先生が「河童はかなり危険だ」と言っていたからな!

 

もちろん尻子玉を抜かれりゃ、要するに内臓を出された日にゃあ、オイラだって死ぬさ。

行橋には河童の伝説がちょろちょろあるから君も帰郷した時には気を付けた方がいいぞ!

www.xn--vcki8dycvf.jp

 

まあ、全ての河童が邪悪なわけではないらしい。良い河童もいるらしいがな。

とりあえず気を付けて損は無かろう。

 

朱の盤(しゅのぼん)

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この妖怪のこと知っているかい?

アニメ第3期の『ゲゲゲの鬼太郎』では妖怪ぬらりひょんの手下として登場する妖怪だ。

アニメの方ではなかなかおっちょこちょいな妖怪で可愛らしさすら感じる妖怪だが、本当はとんでもなくヤバい妖怪なのだよ。ハマクラシー君!

主な逸話が二つあるのだが、のっぺらぼうの様な話で主人公を最終的には死に追いつめる話と、舌長婆という妖怪と連携して、旅人を食い殺してしまうパターンとあるのだ!

 

アニメと伝承のギャップがかなり大きくてびっくりしたよ、オイラは!

ハマクラシー君、くれぐれも旅をするときは朱の盤に気を付けてくれ。

 

 

小豆ばばあ

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 小豆あらいと同じような妖怪らしい。

小豆を研ぎながら歌を歌う特徴もそっくりだ。

しかし、この小豆ばばあは子供を食べてしまったというし、別の場所では大きなザルで人間をすくい上げてしまったという話もある。

ちなみに小豆洗いが歌っている歌の内容も「小豆とごうか、人とって食おか、シャカシャカ」などと人間が聞いたら青ざめること請け合いな歌を歌っているらしい。

 

小豆洗いにしろ、小豆ばばあにしろ、山の中でシャカシャカという音とともに妙な歌が聞こえてきたらその場からなるべく逃げることをお勧めするぜ!

 

 

がしゃどくろ

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殺されたり、野たれ死にしたりしたものの「恨み」が合体するとがしゃどくろという巨大なドクロの姿の妖怪になるようだ。

昼間は出ることがなく、夜になると歩き回り、人間を見つけると容赦なく襲い掛かってくるらしい。

夜の平原なんかにこんな妖怪に出会ったらもう腰を抜かして、逃げられんだろな。

殺されるよりほかはないな。ハマクラシー君。

ストレートに危険な妖怪だよな。

 

 

さて、いかがだったかな?

 

以前かわいい妖怪を紹介したが、今後はちょいちょい怖~い妖怪たちを紹介して警鐘を鳴らしていくことにするよ。

 

次回を楽しみにしていてくれ。

 

じゃあ、今日はこの辺で終わりだ!

またな~!

 

妖怪ビジュアル大図鑑 (講談社ポケット百科シリーズ)

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響洋平さんの怪談が怖くて面白いのだ!

こんばんは~!ハマクラシー君!

 

まだ、暑い日が続いているね~!

 

というわけで、怖い話をする人を紹介しよう。

 

響洋平さんだ!

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オイラはツタヤで『真夜中の怪談』シリーズのDVDをたまに借りることがあって、いろんな方が怪談を話すのだけど、その中でもとくに気になった人がいてな。

 

その人というのが響洋平さんという人だったのだ。

 

クラブでDJをしている人なのだが、怪談収集家としての顔も持つ。

いろんなイベントや番組でも自分の見聞きした怪談を話している人だ。

 

この人の話し方がとてもやさしくて聴き取りやすくて、雰囲気も申し分ないのだ。

 

そして、この人のDVDが欲しくなってきちゃってね。

んで、買ったのさ!

 

これだ!うらあ!

 

怪奇蒐集者 響洋平(DJ響) [DVD]

怪奇蒐集者 響洋平(DJ響) [DVD]

 
怪奇蒐集者 臨怪 響洋平2 [DVD]

怪奇蒐集者 臨怪 響洋平2 [DVD]

 

 

これは、もうどちらもオイラの期待を裏切らない内容のDVDだった!

怪談が好きな人であれば満足な一品ではなかろか。

 

特に一段目のDVDに収録されている「消えた友人」という話はすごくおもしろかったな~!もちろん怖いぜ~!ブルブル!

 

おなじDVDに入っている「虫」という話の動画があったから試しに見てもいいぞ!

この話はそこまで怖くはなくて、ちょっとハートフルな話だと思うからたぶん大丈夫だと思うが。まあ、よかったら見てみてくれ。


【怪談ぁみ語】 「虫の動きと」DJ響

 

どうだ?意外と聞けただろう?

「なんだ、大したことないじゃないか」とも思ったかもしれんが、他の話はちゃんと怖いから期待してくれてかまわないぞ。イイ~~~ヒッヒッヒッヒ!

 

あと、前にも話したが、山岳怪談の安曇潤平さんもおすすめだぞ。

www.xn--vcki8dycvf.jp

 

 

 

さて、ということで今宵はこの辺で終わりにしましょうかねぇ・・・。

 

ハマクラシー君もあまり怖い話を見まくって、夜眠れなくならないように気を付けてくれ!はっはっは!

 

ではまた明日だ!

 

おやすみなさ~い!

 

『あやしい美人画』という本を読んだ!非常に不気味で怖かったです!

おはよう~ございま~す!

ハマクラシー君~。

 

涼しいような暑いようななんとも変な感じの気温だぜ。最近は。

 

けっこう雨もふるからなかなか子供と外へ行けなんだよ。へへ。

 

まあ、こんな時は本でも読むかってな感じでしてね。

ハマクラシー君。

オイラはなんともアヤシイ不気味な本を見てしまったのだよ。

 

なんか呪われそうで怖いから君も道ずれにしようと思って、紹介するぜ!

 

これだ!

あやしい美人画 (Ayasii)

あやしい美人画 (Ayasii)

 

 

これは、美しい美人画ではあると思うのだが、どこか不気味で禍々しくおどろおどろしいような、なんとも見ていて不安な気持ちにさせる絵を載せている本だ。

 

ふつう、美人画なんていったら、見ている人をウットリさせるようなイメージがあるじゃないか?

でも、この本に載っている美人画は、なにか歪んでいるような怪しい光を放っているのだ。いや、闇と言い表すべきかな。

 

さて、では、全部とはいかんが、少しずつ見せることにするよ。

ハマクラシー君。心の準備は良いかね?

 

※怖い絵が苦手な人や精神状態が落ち着いてない方は閲覧注意でございます~!

 

 

 

ではいくとするか!

 

 

うらあ!

 

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幻覚/甲斐庄楠音

なにか取りつかれたように狂おしく踊っている女性だ。

目元や着物が赤く染まり、あたかも炎に包まれているかのように見えるぞ。

なにか女性の心情を表しているようで怖いのである・・・。

 

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花がたみ/上村松園

別離の悲しみから物狂いして舞う謡曲「花筐」を題材にしたものらしい。なにか能面を彷彿とさせる女性のうつろな表情が印象的だ。

うぬぬぬ。こわい・・・。夢に出るでないぞ!

 

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焔/上村松園

先ほどの「花がたみ」と同じ作者の絵だ。これも怖い。幽霊に見える。

・・・と思ったら、『源氏物語』に登場する嫉妬に狂う六条御息所の生霊を描いたとのことだ。なるほど、生霊か・・・。やっぱり怖い。

着ている着物も何やら花と一緒に蜘蛛の巣も描かれている。

なにか嫉妬心に翻弄される女性の心情を表しているのかもしれぬ。違うかもしれぬ。

 

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道行/北野恒富

道行とは心中の地へと向かう男女が舞う歌舞伎や人形浄瑠璃の演目の一つである。

2人の視線は合うことはないが、それぞれの握り合っている手には数珠もいっしょに握られている。

女性のうつろなまなざしからは、心の居場所がすでにこの世になく、あの世の果てに旅立っているような印象を与えるな。

うむ~こわい~。

 

 

さて、いかがだったかな?ハマクラシー君。

 

まあ、絵だけを淡々と見ておびえる楽しみもいいが、やはり絵の解説を読むと、色々な人物の心情が見えてきて、怖さとともに興味深さも増していくぞ!

 

もし興味があったら、探してみてくれ。

 

まだまだ、気味が悪い絵はたくさん載っていたからな!ケケケケ!

 

さて、では今日はこの辺で終わりにしておこう!

 

また連絡するぜ~!

バイビ~!

 

ハマサンスのいた修道院では先輩たちがよく金縛りにあっていた!

こんばんは~。センノハマ神父さん。

 

お久しぶりです~!

 

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うちの親が先日釣りに行ってまして、アジがたくさん釣れたのですり身にして炊いたのを持ってきました~!

いっしょに食べましょう!

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脂ものって噛み応えもあって美味しいですよ~!

 

 

さて、センノハマ神父さん。

 

この時期、よく怖い話など聞きますが、我々が住んでいた修道院ではよく幽霊騒動が起きましたね~。

僕は2年とちょっと住んでいましたが、一度も見ませんでしたが、先輩たちはよく幽霊と遭遇して怖がっていましたよ~。

 

こんなことあったんですよ。神父さん。

夕食の時間になったので、皆が食堂へ集まっているとき、寝室のベッドにいた僕も食堂へ行こうとすると、

 

「う~ん・・・・たすけて~~~~~」

 

と先輩の声が聞こえるんですよ。

 

「ハ・・・ハマサンス・・・・・助けてくれ~~~~」

 

ふと見ると、先輩がベッドの上で硬直しているんですよ。

 

 

僕初めて金縛りにあっている最中の人見ましたよ。

 

かろうじてか細い声で先輩が「助けてくれ~~~~~」と言っていたんですが、僕はどうしていいかわかりませんでした。

 

いつも、僕のことをいじめている先輩でもあったので、このまま知らない顔でほっとこうと思いました。

 

そして、食堂で皆で食べていると、金縛りから解けた先輩がやっと食堂へ来て、

「おい!ハマサンス!俺が必死に金縛りと戦っているのに、おまえ、よくも無視しやがったな!」

オイラは「わー、バレたー!」

 

そして、またいじめられることになったのです。

 

ボクかわいそうでしょう?神父さん。

 

へ?「おまえも悪いところがある」って?

ちょへ~~。

 

でも、その先輩よく金縛りにあってましたね~。

 

ある時は、あまりに怖いからマリア像を枕元に立たせて寝ていたらしいですよ。

 

 

そしたら、夜に金縛りになって、足元をみると、知らない女性の人が二人立っていて、こちらをのぞき込んでいたって言ってましたよ!

みぃつけたぁ

朝になってマリア像を見たら、なぜかマリア像が後ろ向きになっていたんですって!

 

なんかちょっと不思議に思いましたねー。

 

本当にオイラがいた2年とちょっとでも、幽霊騒動がたくさんあったから、いろいろ話しだすとキリがないですが、今後も暑い夜が続くでしょうから、また怖い話して涼みましょうね~!

 

では、神父さん、今宵はこのへんで。

 

またうまいもんもって来ます!その時は一緒に飲みましょう~!

 

 

ではおやすみなさい!

 

弟から聞いたデイサービスでの不思議で怖い話

ぶるぶる・・・。おーこわ。おーこわ。

 

ハマクラシー君。こんばんは~。

 

オイラ以前君にデイサービスで働いていたこと話したことあるよな~?

そうそう、怖い話の尽きないデイサービスだ。

 

www.xn--vcki8dycvf.jp

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今そのデイサービスにオイラの弟が勤めているんだけど、昨日久しぶりに実家に行って弟と話していたら、ちょうど、デイサービスの話になって、ちょっと怖い話を聞いたのだよ。

 

今から話してやるよぉぉ~~~。

 

オイラの弟が働いているデイサービスに来ている利用者さんの話だよ。

 

ある日、弟がデイサービス利用者の山崎(仮名:女性)さんをお迎えに行ったときに、いつもなら準備して家の前で待っているはずの山崎さんがいない。

 

しばらく待っていると、ちょっと遅れて山崎さんが自宅の玄関から出てきた。

 

山崎さんを送迎車に乗せ、弟は車を走らせながら山崎さんに訊いた。

 

「山崎さん。珍しいですね。いつもならいつも家の前で準備して待っているのに。寝坊ですか?」

 

山崎さん「いやあ、ちょっと昨夜変な夢を見て。気持ちが悪くて、さっきまで今日のデイサービスを休もうかどうしようか迷っていたんですよ。」

 

「へえ・・・。どんな夢を見たんです?」

 

山崎さん「以前デイサービスでいつも仲の良かった利用者の高橋さん(仮名:女性)が夢に出たのですよ。」

 

「ああ。高橋さんですか。今入院されている方ですね。」

 

山崎さん「夢の中で高橋さんがどんどん前に歩いて行って、遠くの暗いところにどんどん進んでいこうとするんです。そして、たまに後ろにいる私の方を振り向いて『早く、ついてきなさいよ。』と言ってくるんですよ。」

 

「・・・・・」

 

 

山崎さん「わたし、夢の中だけど、『ああ、なにかついていってはいけない気がする』と思ったんです。そして、高橋さんはどんどん先に行って、もうほとんど見えなくなったんです。」

 

 

「・・・・そして?」

 

山崎さん「すると、夢の中ですが送迎の車が私の横に来たんです。」

ハンドルを握る高齢者の手元

「送迎車ですか?」

 

 

山崎さん「ええ。その送迎車の運転されている方が私に向かってこう言うんです。『今この車に乗ったら、すぐに前にいる高橋さんに追いつけますよ!乗りませんか?』と。」

 

「ほうほう。それで?」

 

 

山崎さん「わたし、夢の中だけどやっぱり嫌な予感がして『いえ、結構です。行ってください。』といって送迎車に乗るのを拒否したんです。」

 

「そうですか。」

 

 

山崎さん「送迎車が行ってしまったところで、目が覚めたんですけど。なにか高橋さんに何かあったのかと思うと気持ちが悪くて・・・。」

 

 

「へえ。なにか不思議な夢ですね。」

 

 

とか言っているうちにデイサービスに着いたのだ。

 

そして、その日、デイサービスの方へ病院から入院中の高橋さんが息を引き取られた連絡が入ったのだよ。

 

そりゃあ、弟は山崎さんから夢の話を聞いていたもんだからびっくりしたのだと。

 

すぐに高橋さんの訃報は山崎さんの耳にもその日のうちに届いたのだそうだ。

 

弟は山崎さんの方へ行って

「不思議なものですね。でも今考えたら高橋さんはお別れのあいさつに山崎さんの夢に出たんでしょうかねぇ。」

 

山崎さん「ええ。でもその夢のことで気がかりなことが一つあるんです。」

 

「なんです?」

 

山崎さん「夢の中で、私に乗ることを促してきた送迎車なんですけど、実はその車の後部座席に一人乗っていたんです。

 

「へ?誰です?利用者の方ですか?」

 

山崎さん「そうだったような気が・・・。はっきりと誰が乗っていたか覚えてないんです。」

 

「・・・・」

 

そして次の日、またデイ利用者で入院中の方が亡くなられた。

 

そして、その方こそが、山崎さんが夢で見た送迎車の後部座席に乗っていた方だったそうだ。

 

山崎さんは訃報の話を聞いた瞬間にフラッシュバックしたように夢の中の送迎車に乗っていたその方の姿を思い出したという。

 

 

オイラ、弟から聞いたこの話にでてくる利用者の方たちはみんな知っている方だったから、もうびっくりしちゃってねぇ。

 

やはり、そういうことってあるのかもしれないな。

 

 

怖かったかい?ハマクラシー君。

でもなんとなくオイラにとっては、知っている人だから、不思議な人のつながりの様なものも感じてしまったぞ。

それでも初めてこの話を聞いたときは驚いたし、やはり怖かったがな。

 

さて、今日はこの辺でお暇しようかいのう。

 

 

ではまたなハマクラシー君!

 

おやすみなさ~い!